美術館概要
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日(祝日休日にあたる場合は開館、翌日休館)
年末年始(12月29日~1月3日)
この他、メンテナンス休館を行う場合があります。
住所・電話
〒514-0007 三重県津市大谷町11番地
TEL. 059-227-2100(代表)
FAX. 059-223-0570
三重県立美術館のめざすこと(2018年3月策定)
三重県立美術館は、人々が感性や想像力を育み、自己を形成するためのコミュニケーション・プラットフォームとなって、文化の継承・発展に努め、新しい価値の創造をめざします。
三重県立美術館は、この目標を達成するため、次の5つの指針に基づき活動します。
- 誰もが利用しやすい環境を整えます。
- コレクションの充実、保護ならびにその研究の深化に努め、来たる世代にその意義を伝えていきます。
- 優れた美術やさまざまな表現を通して、利用者が多様な価値観や文化に触れ、自己の世界を広げられるような機会を提供します。
- 独創的な芸術活動を支援し、三重から新たな文化を発信していきます。
- さまざまな組織・個人と協働し、美術館の可能性を広げます。
美術館の概要
1.三重県立美術館について
三重県立美術館は、1982年9月開館以来、以下のような活動を行っています。
普及
美術館のあり方の特徴は、それが単なる象牙の塔に留まらず、常に社会に積極的に働きかけようとすることにあります。
企画展開催に際しての広報活動、美術講演会、トークや美術セミナー、遠隔地の人々を対象にした移動美術館、美術館ニュース『HILL WIND』の発行などを行っています。
展示
美術館活動の成果が最も目につくかたちをとるのは、作品の展示においてです。とりわけ美術館の真価が問われるのは、その常設展示によってです。本館の常設展示は年間4期に分けて、日本近代絵画を中心に、現代に至る美術の流れを系統的に捉えることを目指しています。また企画展示室では独自のテーマによる自主企画展を催すとともに、より広い観点での共同企画展を行っています。
資料の収集保管
明治期以降の日本近代洋画を中心に、現代の生きた動きを物語る作品、日本の作家たちに影響を与えた海外の作品、さらに近世以後の三重県にゆかりの深い美術家の作品など6,000点を超える作品を収集し、美術全般に関わる図書や資料とあわせて、近代以降の美術の大きな流れを捉えるようにしています。また収集された作品は、整理保管され、後世へと伝えるためにも長期的な保存を心がけています。
調査・研究
美術館でのあらゆる活動の出発点は、美術に関する広くまた深い研究です。
展覧会の企画のための準備に際してはもとより、平時より、収蔵品及び三重県ゆかりの美術家や美術資料を中心に、特定のテーマを設けて調査研究活動を行っています。
また館としての研究とともに、学芸員は各自の専門領域で研究テーマがあり、それが研究機関として、さらには社会と密接な交渉を持つ教育機関としての美術館運営の基礎となっています。
これらの調査・研究の成果は、展覧会、作品図録、研究論集などを通じて発表しています。
2.フロア・ガイド(館内のご案内)
詳しくご覧になりたい方は、PDFファイルをご覧ください。
増改築前(1982.9~2002.9)の平面図
3. 観覧料について
企画展示の場合
その都度お知らせします。詳しくは各企画展のページをご覧ください。
常設展示の場合(美術館のコレクション+柳原義達の芸術)
一般 310円〈240円〉学生(大学・各種専門学校等) 210円〈160円〉
高校生以下 無料
〈 〉内は20人以上の団体割引料金
※65歳以上の方も一般料金となります。
※企画展観覧券で常設展示もご覧いただけます。
※学校の教育活動として県内の幼・小・中・高・特別支援学校等の団体が観覧する場合、障害者手帳等(障害者手帳アプリ含む)をお持ちの方および付き添いの方1名が観覧する場合は無料です。
観覧料免除について詳しくは【こちら】をごらんください。
※学生及び高校生・中学生の方は、学生証、生徒手帳をお持ちください。
家庭の日(毎月第3日曜日)の場合
一般、学生 団体割引料金(企画展/常設展)と同額の観覧料を頂戴します。
高校生以下 無料
4.団体鑑賞のお申し込み
〈学校団体〉
学校の教育活動として県内の幼・小・中・高・特別支援学校等の団体が観覧する場合は引率者も美術館観覧料が免除となります。以下の書類にご記入のうえ、ファクシミリまたは郵送にてお申し込みください。博物館等観覧料免除申請書兼承認書(様式第1号)
※記入方法はこちらを参考にしてください。
三重県立美術館団体鑑賞申込書(幼・小・中・高・特別支援学校等) ※この他くわしいお知らせはスクールプログラムのページをご覧ください。
〈一般団体〉
20名以上でご利用の場合は団体としてご観覧いただけます。以下の書類にご記入のうえ、ファクシミリまたは郵送にてお申し込みください。三重県立美術館団体鑑賞申込書(大学・短期大学・専門学校も含む)
書類送付先
FAX 059-223-0570
E-mail: bijutsu2★pref.mie.lg.jp(★を@に変えてください)
〒514-0007 三重県津市大谷町11番地 団体鑑賞申込係
5.県民ギャラリーご利用案内
三重県立美術館では、美術作家、美術団体等の作品発表の場として県民ギャラリーを貸し出しています。
6.講堂ご利用案内
三重県立美術館では、美術に関する講演会、講習会、映写会、研究会等を行うために講堂を貸し出しています。(座席数 約150席、マイクの使用、スライド等の映写が可能です。)
7.関連組織
「欅の会」は、昭和57年8月に発足し、美術を愛好する人たちによるボランティア活動を通じて、来館者の案内、学校など各種団体の案内・誘導などの活動と共に、教養講座の開催や、会員相互の研修活動を行っています。
友の会は、現在の会員数約500名の美術愛好家の集まりで、美術鑑賞と学習を通じて会員相互の教養と親睦を深めるために、昭和57年8月に発足し、美術セミナー、県外美術館への鑑賞旅行といった活動を行い、会員の機関紙「Hill Friends」を発刊しています。
協力会は、昭和58年3月に設立され、美術を愛好する人たちの知識、教養を深める啓蒙活動を行うと同時に、美術館活動を弾力的にすすめるため、展覧会の図録や絵葉書、額絵、美術図書などを製作・頒布するほか、「欅の会」や「友の会」に対する助成を行っています。