特設コーナー「さわって楽しむ柳原義達の作品」
目次
1. 概要
2. 企画について
3. 出品作品
4.来館案内
(1) 三重県立美術館ソーシャル・ガイド
(2) はじめて来館する人へ(交通案内、館内案内)
(3) お問合せ先
概要

特設コーナーロゴ
会期
春:2024年2月14日(水)~5月12日(日)
夏:2024年5月14日(火)~7月21日(日)
※春と夏で作品はすべて入れ替わります。
休館日
月曜日(祝休日に当たる場合は開館、翌火曜日(5月7日、7月16日)閉館)
※4月30日(火)は開館します。
開館時間
9時30分~17時(入館は16時30分まで)
観覧料
一般310(240)円 学生[大学・各種専門学校等]210(160)円
高校生以下無料 括弧内は20名以上の団体割引料金
・この料金で特集展示および常設展示室もご覧いただけます。
・企画展もご観覧いただく場合は、企画展チケットをお求めください。
・障害者手帳等(アプリ含む)をお持ちの方および付きそいの方1名は無料。展示室入り口で手帳をお見せください。
・生徒、学生の方は生徒手帳、学生証等を展示室入り口でお見せください。
・教育活動の一環として県内学校(小・中・高・特支)および相当施設が来館する場合、引率者も観覧無料です(要申請)。
会場
三重県立美術館 柳原義達記念館B室
主催
三重県立美術館
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企画について
この特設コーナーでは、柳原義達が制作した小型彫刻をさわって鑑賞することができます。美術館では、「誰もが利用しやすい環境を整える」ことをめざし、あらゆる人が美術鑑賞を楽しむために、作品に触れて鑑賞することができるコーナーを定期的に設けてきました。このたびは、2022年度に行った展示の仕組みを引き継ぎつつ、さわることができる作品を入れ変えて、再度展示を行います。
柳原義達(1910-2004)は、兵庫県神戸市出身の彫刻家です。柳原は、最初、画家をめざしますが、美術雑誌でフランスの作家ブールデルの彫刻を知って感銘を受け、彫刻の道に進みました。東京で活躍し、戦後にはフランス留学を経験して、日本を代表する彫刻家と呼ばれるようになります。代表的な作品として人やカラスの彫刻が知られています。
美術館では、作品を守るため、通常は作品にふれて鑑賞することはできません。しかし、手でさわって鑑賞をすることによって、目で鑑賞するときとは異なる、新しい発見が得られることもあります。
今回展示する彫刻は、もともと作家が手で粘土にふれながら制作した作品です。作品に手をあて、素材の温度や表面の凹凸、大きさを感じながら鑑賞することで、作家が手でかたちづくろうとしたものに迫る機会となれば幸いです。
・どなたでもさわって鑑賞できます。
・作品保全のため、展示室では係員の案内のもと、準備を行っていただく必要があります。使い捨て手袋(人工ゴム)の配布や、白手袋の貸出も行っています。
・さわる鑑賞を希望されない方も、ご観覧いただけます。
・会場で配布しているリーフレット、パネルの音訳、点訳もご用意しています。必要な方はお声をお掛けください。
・会場でのサポートをご希望の方は、事前にご連絡いただくとスムーズです。
お問合せ先は【こちら】
⇒会場配布リーフレット
⇒出品作品解説(5月14日からの展示作品)
⇒出品作品解説(5月12日までの展示作品
出品作品
夏会期 さわれる作品(3点)《首》1948年

《道標・鳩》1985年

《道標・鳩(長寿の鳩)》1981年

来館案内
三重県立美術館ソーシャル・ガイド
発達障がいのある方(主に自閉症スペクトラム障がいのある方)やその周りの方々にも安心してご来館いただけるよう、2020年度に、三重県自閉症協会の全面的な協力を得て、ソーシャル・ガイド(=ソーシャル・ナラティヴ/コミュニケーションの習慣や暗黙の了解を言葉とイラスト・写真等で説明した教材)を作成しました。障がいの有無にかかわらず、初めてご来館いただく方に幅広く活用していただけるようなコンテンツの作成を目指しました。
はじめて来館する人へ
三重県立美術館までの交通案内、館内の設備案内などを掲載しているページです。
お問合せ先
三重県立美術館
〒514-0007 三重県津市大谷町11番地
TEL. 059-227-2100(代表)
FAX. 059-223-0570
E-mail: bijutsu2★pref.mie.lg.jp(★を@に置き換えてください)
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