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美術館 > 刊行物 > 年報 > 1996年度版(1995年度版と合冊) > 年報1995 浅野弥衛展 (1996.1-2)

B-企画展10

【浅野弥衛展】

1996年1月4日(木)~2月18日(日)

【主催】…三重県立美術館+中日新聞社
【共催】…(財)岡田文化財団

【担当】…東俊郎+石崎勝基

◎浅野弥衛は1914年三重県鈴鹿市に生まれた。

美術学校へゆかず、師をもつことのない浅野がその独自のスタイルを確立したのは、1950年代以降である。具象作品がないわけではないが、その本領は抽象画にあり、しかもほとんどは白と黒のモノクローム、そして線描を主体にしている。線の自在な戯れ。

それが浅野弥衛の典型的な作風をつくりあげている。

けれど似ているようで似ていない、反復とみえてそうでない、その微妙な変化には驚くほどのゆたかさが秘められていて、気づいてみるといつも新しい発見があり、そのせかいは深まってゆく。

◎今回の展覧会はこうした浅野弥衛の、いままであまり知られていなかった初期の作品から最近作まで、40年にわたる創作のなかから250点余を集めその活動の全貌をとらえようとした。

関連事業

講演会
1月20日…「浅野弥衛、その人と作品」 対談…=浅野美子+東俊郎

主な新聞記事

中日新聞
作品紹介
1月20日…「にぎやかに走る線 浅野弥衛展から1」石崎勝基
1月21日…「壮麗 闇と光の往還 浅野弥衛展から2」石崎勝基
1月22日…「初々しい線と色彩 浅野弥衛展から3」東俊郎
1月24日…「静かな時感じさせる  浅野弥衛展から4」石崎勝基
1月25日…「童心にかえり楽しむ 浅野弥衛展から5」東俊郎
1月5日…「浅野弥衛 『作品』 1975年(美術館だより)」石崎勝基
1月12日…「浅野弥衛 『作品』 1997年(美術館だより)」東俊郎
1月19日…「浅野弥衛 『作品』 1963年(美術館だより)」石崎勝基
1月26日…「浅野弥衛 『作品』 1978年(美術館だより)」石崎勝基
2月2日…「浅野弥衛 『作品』 1970年(美術館だより)」土田真紀
2月9日…「浅野弥衛 『作品』 1984年(美術館だより)」東俊郎
2月16日…「浅野弥衛 『作品』 1973年(美術館だより)」東俊郎
2月2日(夕)…「厳格な自己規律と自由な精神  浅野弥衛回顧展に寄せて」酒井哲朗
2月8日…「緊張せずに鑑賞 私の好きな作品1」山下新子
2月9日…「青色が素晴らしい 私の好きな作品2」原歌
2月10日…「温かみを感じる 私の好きな作品3」伊藤誠一
2月11日…「感覚の波長ピタリ 私の好きな作品4」狩野忠正
2月12日…「パッションあふれる 私の好きな作品5」久坂美江

読売新聞
1月31日…「40年の作家活動を回顧 三重県立美術館で 浅野弥衛展」(洋)

朝日新聞
2月3日…「絵画の空間 見直す機運」竹葉丈
 

図録

 

ひるういんど

no.54
浅野美子 「とりとめもなく」   

伊藤利彦 「浅野弥衛の想い出」

石崎勝基「お詫びのない訂正など-浅野弥衛展図録補」 

土田真紀 「浅野弥衛《作品》」  

no.51
酒井哲朗 (ひる・とおく)

友の会だよりno.41, 1996.3.25 浅野弥衛の人と芸術

作家別記事一覧:浅野弥衛

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