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美術館 > その他 > その他 > 2021年度 美術館のアクセシビリティ向上推進事業 報告書オンライン版 2(4)関連プログラム

2021年 美術館のアクセシビリティ向上推進事業 報告書オンライン版 
2.「美術にアクセス!――多感覚鑑賞のすすめ」展

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(4)関連プログラム

「誰もが」利用できる展覧会を目指す以上、関連プログラムのアクセシビリティ担保も不可欠である。利用者のプログラム参加が叶わない要因としては、物理的距離や交通の便の問題(美術館にアクセスできない、コロナ禍で移動が困難)や、日程の問題(実施回数が少なく日程が合わない)、情報保障やコミュニケーションの問題(手話通訳がない)、アクティビティの複雑さの問題(障がいのある人や子ども等、一部の人には取り組みづらい)、予約にかかる課題(指定された予約方法が使えない、体調が直前まで分からず事前登録しづらい)、広報の課題(情報が行き渡っていない)等が考えられる。アクセス展のプログラム構成においては、一つのプログラムですべての課題を克服するのではなく、さまざまな利用者が自分の希望に沿ったものを選べるようなヴァリエーションの豊かさを目指した。

なお、プログラムについては「要約筆記や手話通訳、その他支援の必要な方は事前にご相談ください」と付記し広報していたが、手話通訳や要約筆記のリクエストは0件。「希望があれば応じる」という書きぶりは、当事者の参加のハードルを上げかねない。また、障がいのある当事者が運営に携わったプログラムもごく一部に限られていた。多様な人が初期段階から企画に関わるプログラムを開催することも、今後の目標である。 

<ページ内目次>

「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」

①美術館でのプログラム
日時:2021年7月17日(土)14:00-16:30
会場:三重県立美術館企画展示室 ⇒オンライン開催に変更
②オンラインプログラム
日時:2021年7月18日(日)13:30-16:30
方法:オンライン会議システムZoomによる開催
講師:林建太、浦野盛光、衛藤宏章、濱松若葉(「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」メンバー)
参加者数:計15名(17日8名+18日7名) *応募者数計63名(17日28名+18日35名)
担当:鈴村麻里子、内藤由華、道田美貴、髙曽由子

鑑賞ワークショップ企画運営の実績豊富な団体「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」のメンバー主導でZoomを使った打合せやリハーサルを実施。申込は三重県の電子申請システムからの予約を基本とし、電子申請を望まない人の申込は個別にメールやファクシミリ、電話等で受け付けた。

本プログラムは定員の4倍に近い申込があったため、抽選を行い、参加者を確定した。申込フォームには「障がいの有無」を尋ねる項目もあったが、視覚障がいを中心とした障がいのある当事者からも申込があり、当館への来館回数、年齢、居住地等も異なる、さまざまなバックグラウンドを持つ人がワークショップに参加することとなった。当初は対面とオンラインのワークショップを1回ずつ行う予定だったが、感染状況を鑑みて最終的には2回ともオンラインで実施。土曜のプログラムについては、自宅からのオンライン参加が難しい4名が当館の会議室から参加した。

当日は「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」の目の見えないメンバーと目の見えるメンバーが鑑賞プログラムを進行。目の見えない人、見えにくい人、見える人が参加して、モニターに映し出される作品について、見えることや見えないこと(印象等)を言葉で共有し合った。参加者が鑑賞に集中していると、ある瞬間に、「見える人が見えない人を支援する」という、ともすれば無意識に共有されている関係が顕在化し、それが揺らぎ始める。支援者/被支援者という構図を超えた新たな人間関係に難なく順応する参加者もいれば、疑問を覚えたり抵抗を感じたりする参加者もいた。作品を前に各々の意見がすれ違い、ぶつかることは、参加者に爽快な印象や一体感をもたらさなくても、ワークショップ運営においては非常に重要かつ有意義な出来事であると言える。2日間実施したこのプログラムは、同じ作品(長原孝太郎《焼芋屋》、中谷泰《烏賊のある静物》、元永定正の抽象絵画数点)を扱いながら、大きく異なる展開となった。

講師のコメント(Facebookへの投稿より抜粋)

美術へのアクセスを考える展覧会で様々な人が同一の経験をするのではなくバラバラなアクセスの仕方によって一人一人の経験が立ち上がっていた事を実感し嬉しく思いました。[略]

今回は美術(館)関係者の関心が高く、見学希望なども多く寄せられたことも印象的でした。新型コロナの感染状況をはじめとして社会の状況が日々めまぐるしく変わる中で様々な美術館でアクセスプログラムの実践と試行錯誤がされているようです。しかし、その知見はまだまだ共有されてはいないようです。私たちとしてはできる限り美術館との連携をしながら新たな知見を共有し、新たな疑問や戸惑いも含めて話す場を作っていきたいと思っています。

参加者より(アンケートの抜粋)

質問:ワークショップに参加して気づいたことや考えたことは
「見識を広げるとか経験を糧にしたいとかより、話すのも聞くのも楽しくて、もっと会話したくて、自分がそう思えていることに気づいたのもとても嬉しかったです。」
「何よりも平素気づいていなかった自分に気づいたことです。」
「私がこのプログラムに参加できて本当に良かった、元気をもらったと思えたのは、このような厳しい時代にあっても他の人と真摯に関わろうとする人たちがいることを感じられたことでした。」
「見えている人が見ている絵を転写するように目の見えない人のイメージに浮かび上がらせるのが目的では無くて、もしかしたら、イメージが全く違っても、その人の中で楽しめるアートが出来上がっていたら、それはそれで楽しいのかなと思いました。」
「オンラインということで、作品の大きさがわからない。物理的な美術館での新しい部屋に入って行って目の前に巨大な作品が現れた時の、「おお」という新鮮な感覚は当然持ちようがなく、大きな作品も小さな作品も等価であったのは、作品のサイズの意味について考えさせてくれました。」
・オンラインは話すタイミングがつかみにくいので、やはりコロナ後に対面で参加できると良い。今度は対面で参加したい。(電話での聞き取りより) 

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投稿プログラム「カタリナにアクセス!」

申込・配布期間:2021年5月20日(木)-8月1日(日) *投稿期限は8月31日(火)
ハガキ掲示期間:2021年6月5日(土)-8月1日(日)
参加者数:計29名
担当:鈴村麻里子、内藤由華、髙曽由子、大﨑千野(現・東京都写真美術館学芸員)

アレクサンドリアの聖カタリナ》についての「あいうえお作文」を考えるプログラム。参加希望者は、電子申請または来館受取の方法でワークショップ参加キットを入手する(1回の申込につき2点まで)。キットには作品の絵葉書とワークシート、投稿ガイド、作品解説、「せいかたりな」の6文字のうち2文字が書かれた2枚のハガキが封入されており、参加者はハガキ1枚に作品画像を見た感想やコメントを記入し、ポストに投函する。本プログラムはオンラインプログラムに参加しづらい人でも参加できるアナログな遠隔プログラムとして企画した。鑑賞支援ツール「あいうえおブロック」の開発当時、ブロック裏面の50音+濁音半濁音から始まる文章の執筆に苦戦したことから、より良いコメントを参加者と一緒に考えたく、このテーマを採用。ところが、「あいうえお作文」といいながら本プログラムは折句とは異なるため、参加者に戸惑いを与えたようだ。キットは200部弱捌けたにもかかわらず、回収が15%程度にとどまったのも、作文のしにくさに起因するかもしれない。8月末に締め切った投稿は学芸普及課スタッフと館長が目を通し、9月下旬に入賞作品の発表を行った。会期中に来館した三重県立盲学校高等部の生徒、先生からも投稿があった。

入賞作品

レトリック賞 
「祈れども/意志貫けども/生きられず」(ペンネーム:山岸想我)
キツネ賞 
「カタリナのように、強く信じられるもの、自分の中にあるかなぁ…(…推しぐらいかな。命はかけられないかな。)」(ペンネーム:おだっつ)
インパクト賞 
「な、な、なんて日だ!!!…と叫びそうな表情から緊張感すごい。さすが明暗のバロック時代。」(ペンネーム:Jubbilly13')

参考

入賞作品の画像と、すべての投稿は以下に掲載
三重県立美術館「投稿プログラム『カタリナにアクセス!』」
https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/000252810.htm

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《座る女》《しゃがむ女》にさわれる日

日時:2021年6月6日(日)、26日(土)、7月3日(土)、22日(木・祝)、8月1日(日)14:00-17:00
体験者数:計220名(6月6日40名+6月26日31名+7月3日28名+7月22日48名+8月1日73名)
担当:髙曽由子、鈴村麻里子、内藤由華、橋本三奈、道田美貴、原舞子、村上敬、坂本龍太、上村友理

第3章「彫刻にさわる」の7点の作品のうち、柳原義達《座る女》《しゃがむ女》の2点は等身大の人物像であるため、安全性を考慮し、来館者が学芸普及課スタッフの立会のもと触察できるよう、触察可能日時を限定した(他の5点は常時触察可能)。3時間の触察時間を前半と後半に分け、各日2名以上のスタッフで対応。この時間帯のみ、展示台の前に貼った白いテープ(さわれない目印)をピンクのマット(さわれる目印)に貼り替えた。来館者は希望すれば誰でも予約なしで触察を体験できる。なお、これらの日時以外でも、目の見えない/見えにくい人が来館し触察を希望すれば、学芸普及課スタッフが個別に立ち会ってさわる鑑賞ができるようにした。

担当者より

「当初心配していた力をかけてさわる方、たたく方はおらず、戸惑いながら触る方が多い印象でした。等身大の人型彫刻については、その存在感に圧倒される方が多いようで、小さいお子さんは非常にこわごわ、恥ずかしそうに触っていたのが印象的でした。」(髙曽由子)

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担当学芸員によるスライドトーク

①美術館でのトーク
日時:2021年6月19日(土)、7月4日(日) 14:30-15:10
会場:三重県立美術館講堂
②オンライントーク
日時:2021年7月25日(日)14:30-15:10(15:30まで質疑応答)
方法:オンライン会議システムZoomによる開催
参加者数:計41名(6月19日14名+7月4日9名+7月25日18名)
講師:鈴村麻里子
担当:髙曽由子、内藤由華、道田美貴、原舞子、村上敬、坂本龍太、橋本三奈、上村友理

展覧会の成り立ちや当館のアクセシビリティ向上の取組について40分で解説するプログラム。同じ内容のトークを対面2回、オンライン1回で実施した。オンラインプログラムには、展示を体験していない人も多く参加。前週の「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」と同様、オペレーションを依頼し館内の会議室から配信した。

参加者より(アンケートから抜粋)

「もう少し長い時間のお話しを伺いたかったです。」
「HP、パンフレットを見るよりも内容が良くわかり、参加して良かったです。」
「今、コロナ禍の中ですができるだけたくさんの方に利用してほしいという意志がつたわりました。」
「常設展をはじめとする、これからの三重県美術館のアクセシビリティに期待しております。」
「オンライントークは非常に手軽に参加できます。できれば、このような取り組みは今後も継続していただきたいです。」(オンライントークについて)

オンラインプログラムを、会議室に機材を設置して実施している様子
オンライントークの様子 撮影:小阪圭一

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ワークショップ「あなたとわたしのバランス」

①「握る」
日時:2021年6月12日(土)、7月10日(土)14:00-16:00に美術体験室を開室 *予約不要、所要時間10分程度
②「バランスをとる」
日時:2021年6月13日(日)、7月11日(日)11:00-12:00、14:00-15:00 *各回開始1時間前から整理券配布
講師:宮田雪乃、金光男(美術作家)
参加者数:
「握る」 計51名(6月12日27名+7月10日24名)
「バランスをとる」 計37名(6月13日午前6名 午後10名+7月11日午前11名 午後10名)
担当:鈴村麻里子、髙曽由子、内藤由華、原舞子、橋本三奈、坂本龍太、上村友理
 
ワークショップで制作したやじろべえがステージに展示されている様子
 

本ワークショップは、知的障がいや発達障がいのある人、小さい子ども等、アクティビティの複雑さが参加の障壁となり得る人も気軽に参加できるシンプルな構成を目指した。講師は県内在住美術作家の宮田雪乃氏と金光男氏。版画家として活動する宮田氏は特別支援学校の教員でもあることから、「障がいの有無にかかわらず誰でも参加できる」ワークショップの企画を持ちかけた。粘土の種類や作業手順については、宮田氏と金氏が幾度もテストを行って検討。さまざまな素材を試したが、最終的には最も握りやすく時間が経っても質量が変化しない油粘土を用いることにした。土曜に実施した「握る」は、所要時間10分足らずの、木製丸棒の端に油粘土を一握り付け、片手でぐっと握り込むプログラム。土曜のワークショップにはさまざまな人が参加しており、シンプルなアクティビティ、予約不要の立ち寄り式、短時間という要素がアクセシブルなプログラムの要件となることを改めて確認できた。日曜の「バランスをとる」は整理券方式、定員ありの60分のプログラム。参加者は油粘土を握り、前日に誰かが握った粘土と組み合わせて、棒の長さを調整しながらやじろべえを作成した。やじろべえは、当館のエントランスホールでアクセス展の会期末まで展示した。

参加者は、握った粘土のキャプションとして各自「名前(ニックネーム可)、年代や年齢(自己定義可)、夢」を記入。参加者の個性が表れた粘土と、その人となりが窺えるキャプションの展示は、プログラムに参加しなかった来館者からも好評を得た。風が吹くとやじろべえは回転し、隣のやじろべえにぶつかることもある。他者の握った粘土と自分の握った粘土のバランスをとり、他者からの思いがけない干渉も許容することを簡潔に体現したプログラムは、展覧会趣旨に沿い、参加者に豊かな体験をもたらすワークショップであったと言える。


手袋を着けた手で粘土を握る様子

大人の手が子どもの小さな手を包み、協力して粘土を握る様子

 

講師によるコンセプトテキスト *会場に掲出していたもの

コロナウイルスが蔓延する世界で、私たちはお互いの距離を保ちながら、社会的バランスをとっています。このワークショップでは私たちが生きるいまの世界をやじろべえに見立ててつくり上げます。

まず、ワークショップの第一段階として、粘土を握って自分の行為を形に残します。そして、木の棒の片方に「わたし」の握った粘土を付けます。第二段階では、棒の反対側に「わたし」の知らない「あなた」の握った粘土を付けます。近づく、触るといった行為がタブー視される中、「わたし」と「あなた」が握った粘土でバランスをとりながらゆらゆらと動き、決してお互いが近づくことはなく、やじろべえを成立させます。

しかし、展示の中では「わたし」でもなく「あなた」でもない、別の誰かのやじろべえが風に吹かれてコツンとぶつかってくるかもしれません。それは一瞬の出来事ですが、とても尊重されるべき一瞬なのではないでしょうか。

参加者の指のあとが残った粘土の塊

できあがったやじろべえ
 

日曜のプログラム参加者より

日曜のワークショップは、参加者アンケートにおいて全員が満足度指標4段階最高の「満足」を選択するという結果が得られた。以下、一部の感想を抜粋し紹介。

「小さい子どもでも参加できるWSですね。」
「ねんどをにぎるのは久しぶりでちょっと楽しかったです。」*粘土を扱うのが懐かしい、楽しいという回答多数
「人とのつながりを身近に感じるものでした。」
「時節柄、いっしょに作品をつくる。というワークショップはむずかしいかと思いましたが、知らない誰かとの作品ができて面白いと思いました。」
「後出しでバランスを取ったり、相手のキャプションと対になるようにと思って考えたりと見えない人[実際には会えない人]との対話が楽しかったです。」
「現実には、一生会うことのない方(たぶん)と1つのやじろべえを作ることをとおして、社会で生きるうえでも、会うことのない人とうまくバランスをとって関わっていることを目に見えるかたちで実感することができた。」
「コロナの時代にソーシャルディスタンス等、人との色々な距離について考える良いきっかけになった。」

講師の宮田氏が参加者とやじろべえをステージに展示する様子

講師の金氏が参加者とやじろべえをステージに設置する様子
 

講師からのコメント

コロナ禍という状況下で開催されたこのワークショップへの思いは特別なものとなった。展覧会開催の1年ほど前にこの話を持ちかけてくださった学芸課の鈴村氏と我々は「おそらくワークショップの開催時期には今よりも良い方向へと向かっているだろう」という捉えで話を進めていた。しかし状況は一進一退、まるで変わらない。美術館など公共の施設に課される厳しいガイドラインに対し、やりたいことが儘ならない、歯痒い思いがあった。しかし、その歯痒さがあったからこそ、今回のワークショップで制作された作品の重要性を感じている。

ワークショップの参加者は半ば強制的に我々の考えた制作のルールに則って作品をつくる。そして、自分のテーブルにたまたま置かれているキャプションを、くじを引くように選ぶ。それが自分の作品のペアになり、そのペアの作品と一つの台座を共有してやじろべえを完成させる。

参加者がペアになった作品を壊さないように優しくそっと持ち上げて、自分の作品とのバランスをとるために、ああでもないこうでもないと模索する姿はすごく素敵だった。あるいは大胆にパッと決めて、さっさとバランスをとってしまう強者もいた。かけた時間はどうあれ、知らないもの同士がペアになったやじろべえは最終的に30基ほどとなり、美術館のエントランスでゆらゆらと動き、時折別のやじろべえとぶつかりながらのんびりと佇んでいた。少し離れたところにある椅子に座って眺めていると、大きな白い台座の上に置かれたやじろべえが建物のようで、どこかにある小さな町のように見えた。

収束の目処の立たないこの状況下で、我々を含めて皆がぐったりと疲れている。疲れているけど、楽しまなければ生きてゆけない。だから、楽しむ方法は世の中に無数に用意されている。その中に「ものをつくる」という行為が含まれていて、しかも「ものをつくる」という行為は誰も知らない可能性を秘めている。我々はその可能性のことを信頼していて、もう何年も何年も、ものをつくっている。そんなことばかりしていると人との距離は言わずもがな離れていくのだけど、でもやっぱりふとした瞬間にぶつかってくる人との関係が我々の財産になっている。今回のワークショップで出会った参加者の方と過ごした時間も同じく、大切なものになった。

最後になりましたが、我々の思いを最大限に汲みながら、開催に踏み切ってくださった三重県立美術館の方々に感謝申し上げます。

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このページは紙の事業報告書の12-15ページに相当します。一部の写真は差し替え、加筆修正しています。
撮影者の記載のない写真はすべて松原豊の撮影による。
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