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美術館 > 刊行物 > HILL WIND > Hill Wind (vol.11~24) > HILL WIND 20号(2008年11月)

HILL WIND 20号

 

休館中のひっそりとした美術館から一脚の椅子が運び出されました。静かな存在感を放ちながらも来館者を包み込むように迎える、“ジャパニーズ・モダン”の先駆・剣持勇デザインの〈柏戸椅子〉。そのうちの一脚が海を渡り、パリのケ・ブランリー美術館で開催中の民藝展に出品されているのです。帰国は、再開に向けて黙々と準備を重ねている美術館が賑わいを取り戻すころ。これまで以上に深みを増した〈柏戸椅子〉が、これまで以上に活気あるエントランスホールに戻ってくることでしょう。

 

2009年1月4日、【山口薫展】開幕です。(Mm)

 

表紙の作品:山口薫《林と動物》(部分) 新潟県立近代美術館・万代島美術館蔵
企画・編集・発行:三重県立美術館[禁・無断転載]
デザイン:豊永政史 原稿末尾のイニシャルについては右記のとおり。井上隆邦(It)毛利伊知郎(Mi)伊藤亮子(Ir)石崎勝基(Ik)田中善明(Ty)道田美貴(Mm)生田ゆき(Iy)原舞子(Hm)那須賢輔(Nk)

2008年11月25日発行 表紙
原舞子「哀歓と詩情の画家 山口薫展」
生田ゆき「調査報告ー鈴鹿市所蔵 古代型紙について」
井上隆邦「亀山・商店街 in ART」
田中善明「佐伯祐三関係資料の公開にむけて 朝日晃氏からの寄贈資料」
※この記事は2008年11月25日発行「Hill Wind 20」に掲載されたものです。
 
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