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美術館 > 展覧会のご案内 > 企画展 > 2025 > 没後90年 橋本平八展 2025年度展示

没後90年 橋本平八展

目次

1. 展覧会概要
2. 展覧会について
3. 橋本平八について
4. 関連プログラム

はじめて来館する人へ(交通案内、館内案内)
お問合せ先


橋本平八《花園に遊ぶ天女》1930年 
東京藝術大学大学美術館蔵

展覧会概要

会期

2025年8月2日(土)~10月13日(月・祝)

休館日

毎週月曜日(ただし8月11日、9月15日、10月13日は開館)、8月12日(火)、9月16日(火)

開館時間

9時30分~17時(入館は16時30分まで)

観覧料

一般1,000(800)円、学生800(600)円、高校生以下無料

*( )内は前売りおよび20名以上の団体割引料金
*この料金で、2階常設展示室「美術館のコレクション」、柳原義達記念館「柳原義達の芸術」もご覧いただけます。
*生徒・学生の方は生徒手帳・学生証等をご提示ください。
*障害者手帳等(アプリも含む)をお持ちの方および付き添いの方1名は観覧無料。
*教育活動の一環として県内学校(幼・小・中・高・特支)および相当施設が来館する場合、引率者も観覧無料(要申請)。
*毎月第3日曜の「家庭の日」(8月17日、9月21日)は団体割引料金でご覧いただけます。
*主な前売券販売所 チケットぴあ、ファミリーマート、セブン-イレブン他

会場

1階企画展示室

主催

三重県立美術館

後援

伊勢市、伊勢市教育委員会

助成

芸術文化振興基金、公益財団法人岡田文化財団、公益財団法人三重県立美術館協力会

*目次に戻る
 

展覧会について

伊勢が育んだ木彫界のスター、15年ぶりの回顧展!
 
 橋本平八(はしもと へいはち、1897~1935)は、現在の伊勢市出身の彫刻家です。伊勢で彫刻の手ほどきを受けた後、上京して佐藤朝山(さとう ちょうざん)に木彫を学びました。25歳にして《猫》が日本美術院展に初入選を果たすと、その高い技術と才能によりたちまち注目を集めます。29歳で帰郷した後も、《石に就(つい)て》などの意欲作を次々に発表しました。その活躍は「木を持たしては橋本君」と評されるほどでしたが、惜しくも1935(昭和10)年に亡くなり、38年の生涯を閉じました。
 生涯のほとんどを故郷の伊勢で過ごした橋本平八は、周囲の豊かな自然に刺激を受け、古代彫刻や古今東西の哲学に学びながら独自の思想を深めました。自然や生命の神秘について洞察を重ねた作品の数々は、今もなお多くの人を惹きつけています。
 15年ぶりの回顧展となる本展では、代表作と資料から生涯をたどり、橋本平八の創作世界に迫ります。


橋本平八《石に就て》1928年 個人蔵

⇒ 作品リスト
プレスリリース
 

橋本平八について

 1897(明治30)年、三重県度会(わたらい)郡四郷村大字朝熊(あさま)(現・伊勢市朝熊町)に生まれる。地元の木彫家・三宅正直、亀田杢介から彫刻の技術を学んだのち、22歳で上京。翌年、日本美術院同人の彫刻家・佐藤朝山に入門し、再興日本美術院展に出品を続けた。
 1926(大正15)年10月、郷里に戻り、以降は朝熊を拠点に制作活動を行う。自然からインスピレーションを受け、古今東西の哲学や彫刻を学び、思索と制作を深めていくが、1935(昭和10)年11月、病により38歳という若さで急逝した。
 前衛詩人・デザイナーとしても知られる実弟の北園克衛(きたぞの かつえ)(本名・橋本健吉)との協働により編集した彫刻論『純粋彫刻論』が没後に刊行され、橋本平八の思想を知る貴重な手がかりとなっている。
 近年では、現代美術の分野からも熱い注目を集めるなど、時代を超えてその作品は評価されつづけている。


橋本平八肖像写真

⇒橋本平八を知るリーフレット「木彫三昧 橋本平八の世界」(4MB)
ウェブサイトでデータ公開しているほか、印刷版は美術館、県内文化施設で配布しています(無くなり次第終了)。
 

関連プログラム

橋本平八をより深く知るために。
研究者、彫刻家を講師に招き、聞く・語る・作るプログラムを実施します。
※手話通訳・要約筆記、その他支援をご希望の方は、2週間前までにご相談ください。
※ワークショップは事前のお申込みが必要です。申込フォームよりお申込みください。希望者多数の場合は抽選となります。

1.記念講演会「橋本平八について考える」
 15年前の橋本平八展を担当し、これまで長く研究を重ねてきた講師による講演会です。

講師 毛利伊知郎氏(四日市市立博物館長、前三重県立美術館長)
日時 8月24日(日)午後2時から(90分程度)
会場 美術館講堂
定員 140名(当日先着順)/聴講無料 ※30分前より講堂にて開場・受付します。
 

2.クロストーク「橋本平八を語る」
 木を素材として独自の境地を開いている気鋭の彫刻家、七搦綾乃氏を招き、橋本平八の魅力に迫ります。

講師 七搦綾乃氏(彫刻家、金沢美術工芸大学講師)×石崎尚氏(愛知県美術館学芸員)
日時 9月6日(土)午後1時から(60分程度)
会場 企画展示室
※展示室に入るため、橋本平八展観覧券が必要です。参加をご希望の方は展示室入口に
お集まりください。
 

3.ワークショップ「彫刻のためのデッサン会~木に描いてみよう!~」
 彫刻家のように、いろいろな角度からものの形を観察し、木材に描いてみます。

講師 長谷川寛示氏(彫刻家)
日時 8月16日(土)①午前の部 午前10時から12時 ②午後の部 午後2時から4時
会場 美術体験室
対象 小学生、中学生
定員 各回15名(応募者多数の場合は抽選)
参加費 無料  要事前申込


参加をご希望の方は、下記のフォームよりお申し込みください。
①8月16日(土)午前の部(午前10時から12時)⇒【お申込みフォーム

②8月16日(土)午後の部(午後2時から4時)⇒【お申込みフォーム

申込締切 8月7日(木) 


イメージ図 ※成果物は持ち帰れます

夏休みこども特典

橋本平八展では、高校生以下の年齢の来場者にマグネットステッカー(5㎝四方)をプレゼントします。今年の夏は美術館に行ってみよう。
(1人1枚、展示室入口でお渡しします/無くなり次第終了/終了次第お知らせします)
 

 

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はじめて来館する人へ

三重県立美術館までの交通案内、館内の設備案内などを掲載しているページです。

お問合せ先

三重県立美術館
〒514-0007 三重県津市大谷町11番地
TEL. 059-227-2100(代表)
FAX. 059-223-0570
E-mail: bijutsu2★pref.mie.lg.jp(★を@に置き換えてください)

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