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美術館 > その他 > その他 > 2021年度 美術館のアクセシビリティ向上推進事業 報告書オンライン版 4記録動画公開

2021年 美術館のアクセシビリティ向上推進事業 報告書オンライン版 
4.プログラムの記録動画公開

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(1)基本情報

公開期間:2022年2月21日(月)-3月21日(月・祝)
撮影・編集:三重県立美術館、Beacon
映像時間:1時間54分27秒
掲載先:動画共有プラットフォームYouTube(限定公開)
視聴申込人数:86名
再生回数:203回
担当:髙曽由子 
 

(2)概要

「杉浦非水 時代をひらくデザイン」展会期中に開催した講演会「杉浦非水が目指したもの:その生涯と仕事」(講師:長井健氏/愛媛県美術館専門学芸員)の記録動画。制作の背景には、コロナ禍におけるイベント開催で、専門的な講演を依頼しながら、参加者を減らさざるを得ないことに、長らく葛藤があったことがある。また、講演会という形式のイベントは、小さな子供連れ、耳が聞こえづらい来館者には参加しがたいことも懸念であった。

動画制作に際しては講師の快諾を得て、動画編集を行うBeaconとの話し合いの中で制作方針が決められた。当初音声にパワーポイント画面と部分字幕を組み合わせる簡単な動画を想定したが、講師の身振りを伝えるワイプ映像を加え、全編字幕を付ける方針に変更。当日撮影・録音はBeaconと美術館で行い、文字起こしは美術館が、動画編集作業はBeaconが担った。

担当者としては、動画に全編字幕をつけることで、耳が聞こえづらい方が参加しやすくなること、また移動中など音声を出して視聴できない環境でも視聴しやすくなることを期待した。

字幕は可読性を考慮してできるだけ文字数を削ったが、それでも2万字弱の分量となり、画面上の文字量が多くなり過ぎたという反省もある。また、書き起こし担当者の聞き間違いによる誤字が起きる問題もあった。(髙曽由子)

記録動画の一場面 スライドと字幕、講師の画像が配置されている

記録動画の一場面 スライドと字幕、講師の画像が配置されている
記録動画の一場面
 

(3)視聴者より

視聴申込フォームから

講演会開催前に感染状況が悪化し三重県の方針が更新されたため、参加予定者には県外からの参加について自粛協力を依頼した。

「講演会への参加を楽しみにしておりましたが、県外人のため、残念ながら参加を断念しました。せめて雰囲気だけでも味わえればと期待しております。」
「オンラインでリアルタイムに配信していただけるともっと良いかと思います。」
「本当は、明日伺う予定で申し込んでいましたが、[略]泣く泣く諦めました。講演を楽しみにしていたので、本当にありがたいです。」

視聴後アンケートから

「オンラインでの講演会の記録動画は都合の良い時間に拝聴でき、また、個人的には対面より、集中できる点が良いと思います。関心のある分野でとても良かったです。ありがとうございました。諸事情で来館できない場合、大変よいシステムと思います。」
「もう一度杉浦非水の作品をゆっくり見たくなりました。」
「会場の雰囲気もわかるし、講師のかたの身振り、表情などからも内容が伝わってきやすいと感じました。」



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このページは紙の事業報告書の17ページに相当します(加筆修正あり)。
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