戦後70年記念 20世紀日本美術再見 1940年代
2015年7月11日(土)-9月27日(日)
※2015年9月28日(月)から2016年2月8日(月)まで工事のため、県民ギャラリーをのぞく
展示室は閉室します。レストランは通常どおり営業します。
※会期中、一部作品の展示替えを行います。
前期展示:7月11日(土)-8月23日(日)後期展示:8月25日(火)-9月27日(日) 日本画、工芸、写真、資料類の一部が入れ替わります。
開館時間 9:30-17:00(入館は16:30まで) 休館日 毎週月曜日 (7月20日、9月21日は開館)、 7月21日(火)、9月24日(木) 観覧料 一般1,000円(800円)、 学生800円(600円) 高校生以下無料 ( )内は前売り、20名以上の団体料金
主な前売り券発売所 チケットぴあ、サークルKサンクス、セブン-イレブン他
・この料金で常設展示もご覧いただけます。 ・学生の方は生徒手帳、学生証等をご提示ください。 ・障害者手帳等をお持ちの方及び付添いの方1名は観覧無料。 ・家庭の日(7月19日、8月16日、9月20日)は、団体割引料金となります。 ・交通:近鉄、JR津駅西口から徒歩約10分。ご来館には公共交通機関をご利用ください。
主催 三重県立美術館、中日新聞社 助成 公益財団法人岡田文化財団 公益財団法人三重県立美術館協力会 芸術文化振興基金 一般財団法人自治総合センター
展覧会の概要
三重県立美術館では、1995年から99年にかけて、20世紀日本美術再見というテーマのもと、1910年代から30年代の日本美術を10年単位で総括的に検証する展覧会をシリーズで開催しました。本展は、これらの展覧会を継承して、時代の大きな転換期であった1940年代の日本美術の再検討を行おうとするものです。 1930年代から始まる戦争は多くの犠牲をうみ、1945年に日本の降伏で終結します。以後、日本はアメリカを中心とする連合国の占領下におかれ、いわゆる戦後が始まりました。 従来の日本近代美術史では、1945年の敗戦を境に「戦前」と「戦後」を分断し、このふたつの隔てられた存在はそれぞれ異なる展開を見せた時代として位置づけられてきました。しかし、造形表現を丹念に見てゆけば、たとえ社会状況が180度転回したと思われているこの時期においても、美術家たちの表現が途切れることはなく、ひとつの時間軸の中に確実に存在し、活動が続けられてきたことが理解されるはずです。 本展覧会では、1940年代に制作された絵画、彫刻、工芸、写真、建築など各分野の作品と資料とを通じて、戦争の大きな影響を受けて揺れ動いた1940年代の日本美術の諸相と特質を検証します。戦後70年という節目の年にあたって、最も捉えがたく、ゆえに最も重要な1940年代という10年間の美術史を今ここで再考し、20世紀の日本美術を見直す契機としたいと思います。
展示構成
序章 「紀元二千六百年」―1940年代の幕開け 第1章 戦時下の美術 第2章 占領下の美術 第3章 人間の追究 第4章 時代対処の諸相 Ⅰ モダニズム・伝統 Ⅱ 1940年代の手仕事 第5章 50年代の序章
*会期中に一部展示替えを行います。 日本画、工芸、写真、資料類の一部作品を展示替えします。
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会期中のイベントギャラリー・トーク
7月18日(土) 8月15日(土)9月19日(土) いずれも14:00-(各30分程度) 担当学芸員が、展覧会会場で本展について解説します。 事前申込不要。ただし、展示室に入室するため観覧券が必要です。
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同時期開催「画家たちと戦争:彼らはいかにして生きぬいたのか」
2015年7月18日(土)-9月23日(水・祝)
名古屋市美術館(名古屋市中区栄2丁目17番25号 芸術と科学の杜 白川公園内)
展覧会の詳細は名古屋市美術館 (052-212-0001)までお問い合わせください。 各展覧会チケット提示で、相互100円割引を実施します。
2016年2月9日(火)から開催の展覧会「舟越桂展」 2016年2月9日(火)-4月10日(日) 1F企画展示室
「スペインの彫刻家 フリオ・ゴンサレス展」 2016年2月9日(火)-4月10日(日) 柳原義達記念館
「美術館のコレクションⅢ」 2016年2月9日(火)-3月27日(日)2F常設展示室
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