【ウィーン世紀末展】
1997年4月19日(土)~5月25日(日)
【主催】…三重県立美術館+読売新聞中部本社+中京テレビ放送
	【後援】…外務省+文化庁+オーストラリア大使館
【担当】…東俊郎
	【ポスター・デザイン】…杉浦康平+谷村彰彦
◎ウィーン世紀末はまた精神分析の創始者ジークムント・フロイトの時代だった。
すなわち彼が生まれた1856年からナチスを逃れてロンドンに亡命して逝去した1939年までの間こそもっとも豊かな芸術の花がこのハプスブルクの首都で咲き誇ったのである。
◎美術の世界ではウィーン分離派が統合芸術という夢に向かって多様な活動をみせるなかグスタフ・クリムトとエゴン・シーレが甘美で鋭い、そしてつねに死の影につつまれた傑作を描きつつともに1918年に亡くなっている。
◎今回は、このウィーン世紀末の作品を精力的に蒐集したレオポルド・コレクションの100点余りを展示した。
関連事業
ミュージアム・コンサート
	4月26日(土)…「ウィーン世紀末と音楽」…ピアノ・*k住淳
講演会
	5月10日(土)…「エゴン・シーレ 創造の秘密」…講師=水沢勉(神奈川県立近代美術館学芸員)
主な新聞記事
読売新聞
	4月17日…「県立美術館 名画100点を飾り付け」
	4月18日…「レオポルド・コレクション 天才、異才の32作家 芸術輝くウィーン世紀末展」
	4月19日…「エゴン・シーレ『死せる街』 ウィーン世紀末展から1」東俊郎
	4月20日…「リヒャルト・ゲルストル『公園の眺め』 ウィーン世紀末展から2」東俊郎
	4月21日…「オスカー・ココシュカ『愛人と一緒の自画像』 ウィーン世紀末展から3」東俊郎
	4月22日…「エゴン・シーレ『ほおずきのある自画像』 ウィーン世紀末展から4」東俊郎
	4月24日…「グスタフ・クリムト『ポプラの巨木(Ⅱ)』ウィーン世紀末展から5」石崎勝基
	4月25日…「エゴン・シーレ『愛の行為』 ウィーン世紀末展から6」毛利伊知郎
	4月26日…「フランツ・フォン・チューロウ『水車小屋の堀』 ウィーン世紀末展から7」土田真紀
	4月30日…「アルビン・エッガー=リーンツ『山で働く人 迫り来る嵐』 ウィーン世紀末展から8」東俊郎
	5月10日…「グスタフ・クリムト『抱擁』 ウィーン世紀末展から9」桑名麻理
	5月11日…「エゴン・シーレ『死せる母』 ウィーン世紀末展から10」田中善明
	4月13日…「クリムトなど傑作100点紹介」
	4月19日…「ウィーン世紀末展きょう開幕」
	4月27日…「世紀末の音楽奏でる 県立美術館でコンサート」
	5月9日…「あす美術講演会」
	5月14日…「壮絶な生の記録 ウィーン世紀末展を見て」平石典子
	5月24日…「ウィーン世紀末あすまで」
東海けいざい
	4月23日…「華麗に『ウィーン世紀末展』」
中日新聞
	5月9日…「エゴン・シーレ『首を傾げた自画像』 美術館だより」東俊郎
日本経済新聞
	5月15日…「質の高いシーレ作品 ウィーン世紀末展」長谷川三郎
伊勢新聞
	5月19日…「クリムトらの逸品100点 ウィーン世紀末展」
| 酒井哲朗  「村山槐多とエゴン・シーレ」 東俊郎 「ウィーン世紀末年譜(続) 1919-1939」  | 
		
