【子どもの情景展-かわいい but とらえがたき】
1996年4月6日(土)~5月6日(日)
【主催】…三重県立美術館
【協賛】…(財)岡田文化財団
【担当】…桑名麻理+田中善明
【カタログ・ポスターデザイン】…杉浦康平+谷村彰彦
◎この展覧会では、子どもを主題とする近現代の美術作品を紹介した。
明治以降現代にいたるまでの子どものテーマとした作品の変遷を、「子ども」に向けられる大人のまなざしの変化、という観点から計40作家、約100点の作品によって展望した。
大人にとって客観的な「かわいい」存在である子どものイメージが、現代美術においては内在する主観的なイメージとして、単なるモチーフにとどまらず作品の成立に重要な役割を果たしていることが感じられた。
関連事業
4月20日(土)…詩の朗読会「谷川俊太郎を聴く」…谷川俊太郎による詩の朗読
主な新聞記事
毎日新聞
4月8日…「仕草 愛らしく―県立美術館 子供描いた作品展」
産経新聞
4月8日…「『子供の情景展』谷川さんが詩朗読」
読売新聞
4月17日…「『子供の情景』展を企画して―作家に内在する子供性」桑名麻理
朝日新聞
4月19日…「三重県立美術館『子どもの情景』展―可愛さととらえ難さ写す」竹葉丈
中日新聞
4月12日…「野鳥瀬晩花「被布着たる少女」(美術館だより)」土田真紀
4月23日…「詩人の谷川俊太郎さん―津の朗読会でファン魅了」
4月26日…「国古康雄『カーテンを引く子供』(美術館だより)」田中善明
5月3日…「麻生三郎『子供』(美術館だより)」東俊郎
ひるういんどno.70;田中善明 「中澤英明 《子供の顔(ニョキニョキ)》」-「子どもの情景」展より