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美術館 > 刊行物 > 年報 > 1992・93年度版 > 年報1992・93 教育普及

教育普及

1992年度

A.公開美術講座

美術に関わる諸問題をより組織的なかたちで取り上げて公開美術講座を開催した。

前期「日本美術と文学」 受講者約100人

開催月日 講座名 講師名

9月5日 ピカソとホロヴィッツ 大森達次(女子美術大学助教授)
9月19日 キリスト教美術における音楽 中谷伸生(関西大学助教授)
9月26日 シェーンベルクの周辺 水沢勉(神奈川県立近代美術館主任学芸員)

後期「日本美術と女性」・・・・・受講者約100人

開催月日 講座名 講師名

10月3日 近代の女性画家 草薙奈津子(山種美術館企画・普及課長)
10月17日 江戸時代の女性画家 安村敏信(板橋区立美術館主任学芸員)
10月24日 相馬黒光と大正美術 陰里鉄郎(三重県立美術館)

B.移動美術館

一人でも多くの県民に、美術鑑賞と学習の機会を提供するために、開催地市町村及び三重県立美術館友の会の協力を得て、熊野市、東員町において開催した。
(詳細は、P・52の年報1992・93 展覧会について-C・移動美術館の項を参照)。

C.団体解説会

1992年度も多くの団体入場者をみた。そのなかで、希望する団体に対しては、団体解説を実施するとともに、映画「丘の上の美術館」の上映を行った。

D.日曜映画会

E.ミュージアム・コンサート

  1. 4月17日 福田直樹のピアノ演奏の夕べ 参加者217名
    ピアノ 福田直樹
  2. 2月14日 東敦子イタリアルネサンス・バロック時代の歌 参加者258名
    ソプラノ 東敦子
    ピアノ伴奏 谷池重紬子

F・創作広場

第11回三重の子どもたち展の開催期間中、希望する子どもたちが自由に絵を描いたり、粘土による立体造形を行う「創作広場」エントランスホール内に設けた。

G.その他

  1. 映像機器の設置
    来館者に鑑賞だけでなく学習の機会を提供するため、映像機器を設置している。
  2. ハイビジョンルームの設置
    美術の学習の空間として、また、いこいの場として研究室を改修し、90インチのプロジェクター等のハイヴィジョン機器、美術図書閲覧コーナーを昨年度より設置している。
  3. 小中学生の無料入館
    教育活動として入館又は鑑賞する県内の小中高学生と引率の教職員は、無料となっている。
    1992年度入館者数
    全体 6,104名 うち団体 5,069名
  4. 県民の日記念・無料入館者
    4月18日 2,990名
  5. ワークシートの作成
    各企画展開催時に「ナイーブな大人と子どもののためのワークシート」を作成した。

1993年度

A.公開美術講座

美術に関わる諸問題をより組織的なかたちで取り上げて第8回公開美術講座を開催した。

前期「女性とアート」・・・・・受講者約100人

開催月日 講座名 講師名

9月25日 100年前の女性とアート~シカゴ万博婦人館を中心に~  山梨絵美子 (東京国立文化財研究所美術部主任研究官)
10月2日 現代写真におけるフェミニティ 笠原美智子(東京都写真美術館学芸員)
10月9日 「母と子」は女性画家のテーマか? 馬淵朋子(日本女子大学助教授)

後期「詩人・画家・批評家」・・・・・受講者約100人

開催月日 講座名 講師名

10月23日 与謝蕪村の表現と人生観 早川聞多(国際日本文化研究センター助教授)
10月30日 村山槐多に思うこと  窪島誠一郎(信濃デッサン館主)
11月6日 夏目漱石と美術 陰里鉄郎(三重県立美術館)

B.移動美術館

一人でも多くの県民に、美術鑑賞と学習の機会を提供するために、開催地市町村及び三重県立美術館友の会の協力を得て、尾鷲市、関町、御浜町、鈴鹿市において開催した。(詳細は、「年報1992・93 展覧会について」-C.移動美術館の項を参照)。

C.団体解説会

1993年度も多くの団体入場者をみた。そのなかで、希望する団体に対しては、団体解説を実施するとともに、映画「丘の上の美術館」の上映を行った。

D.日曜映画会

E.ミュージアム・コンサート

  1. 10月17日 蝶々夫人ハイライト 参加者570名
    ソプラノ 東敦子
    メゾソプラノ 杉野麻美
    テノール 藤原章雄
    バリトン 大島幾雄
    ピアノ伴奏 谷池重紬子
  2. 12月14日 三重大学男性合唱団コンサート 参加者200名
    出演 三重大学男性合唱団

F・創作広場

第12回三重の子どもたち展の開催期間中、希望する子どもたちが自由に絵を描いたり、粘土による立体造形を行い、専門家が助言、指導する「創作広場」エントランスホール内に設けた。

G.ハイヴィジョンルームの新設

美術の学習の空間として、また、いこいの場として、90インチのプロジェクター等のハイヴィジョン機器、美術図書閲覧コーナーを設置している。

H.その他

  1. 映像機器の設置
    来館者に鑑賞だけでなく学習の機会を提供するため、映像機器を設置している。
  2. 小中学生の観覧料無料化
    教育活動として入館又は鑑賞する県内の小中高学生と引率の教職員は、無料となっている。
    1993年度入館者数
    全体 6,246名 うち団体 5,095名
  3. 県民の日記念・無料入館者
    4月18日 1,613名
  4. ワークシートの作成
    各企画展開催時に「ナイーブな大人と子どもののためのワークシート」を作成した。
  5. その他
    9月22日「ポストモダンのあとに何がみえるか」渡辺豊和(建築家)
    2月6日「ハイテック・ローテック」鈴木エドワード(建築家)
    といった建築に関した美術講演会も実施した。
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