【高村光太郎・智恵子】
-その造型世界-
1990年5月19日(土)~6月17日(日)
【主催】…三重県立美術館+(財)岡田文化財団+読売新聞中部本社+美術館連絡協議会
【協力】…高村光太郎記念会
【協賛】…花王株式会社
【担当】…山口泰弘+東俊郎
【ポスター・カタログ表抵デザイン】…杉浦康平+谷村彰彦
◎高村光太郎(1883-1956〉は、明治木彫界の重鎮、高村光雲の長男として生まれ、東京月術学校卒業後、欧米で、20世紀初顔の芸術運動に触れ、帰国後、彫刻制作のかたわら、西欧近代の芸術思潮を勢力的に紹介し、詩人としても知られている。
◎また、光太郎の妻智恵子(1886-1938)は、画家であると同時に、一時婦人運動に参加するなど、時代の先端にいた女性であった。
◎本展では、光太郎の造型世界に焦点を絞り、彫刻、絵画、書、各分野の主要作品91点と、智恵子の絵画3点、彼女が最後に行き着いた紙絵108点をあわせて展示し、芸術家としての二人の足跡を紹介した。
◎本展は、茨城県近代美術館、呉市立美術館との共同企画である。
関連事業
講演会
5月26日…「高村光太郎・智恵子の世界一智恵子抄の背景」…講師=北川太一(高太郎研究家)
6月2日…「高村光太郎の彫刻 」講師=江口週(彫刻家)
ミュージアム・コンサート
5月26日…無音の世界に音を聞く…出演=藤田六郎兵衝他
主な新聞記事
読売新聞
5月22日…愛の賛歌高村光太郎・智恵子展への誘い1「裸婦坐像」…彫刻家・石黒●二
5月23日…2「蝉」…詩人・柏木義雄
5月24日…3「鳥ときゅうり」…画家・丹羽和子
5月25日…4「手」…彫刻家・三輪乙彦
5月26日…5「自画像」…学芸貝・山口泰弘
5月27日…6「なまず」…学芸課長・中谷伸生
5月29日…7「ざくろ」…学芸貝・山口泰弘
5月30日…8「白文鳥」…普及課長・森本孝
5月31日…9「老人の首」…学芸貝・東俊郎
6月1日…10「家と雪だるま」…学芸貞・山口泰弘
6月8日…「高村光太郎・智恵子 その造型世界」展によせて…陰里鉄郎
ひるういんどno.31(1990.6):山口泰弘 「高村光太郎と光雲」
東俊郎 「高村光太郎 『鯰』(表紙解説)」