3.開館記念展 三重の美術・現代
会期 (前期)=昭和57年9月25日(土)~10月24日(日)
〃 (後期)=昭和57年10月28日(木)~11月21日
会場=県民ギャラリー
主催=三重県立美術館
サンパウロ美術館
三重県
三重県教育委員会
担当=山口泰弘、牧野研一郎、藤田久道
「三重の美術・現代」は、県民の創作発表の場として三重県立美術館に設けられた県民ギャラリーの幕開けを飾るものとして、三重県在住・出身あるいは三重県の由縁の深い洋画・日本画・彫刻家のここ10年間に発表された作品を、二期に分けて展示しようとしたもので、前期は具象的な仕事を進めている作家の作品を、後期は抽象の分野で活躍している作家の展示した。作品の選考については二人の美術評論家にお願いした。この展覧会を出発点として、この場が今後県民の創造活動の重要な一翼を担う場として発展していくことを願って開催した。
出品作品
作家名 題名 制作年 財質 寸法(cm)所蔵者
(前期)
作家名 題名 制作年 財質 寸法(cm) 所蔵者
中谷泰 雪どけ 1972 油彩・キャンパス 79×115
雪どけ 1975 油彩・キャンパス 88.5×97.5
機織り 1978 油彩・キャンパス 79×99
雪どけ 1982 油彩・キャンパス 79.0×115.0
足代義郎 憩う女 1977 油彩・キャンパス 162×130
夏日 1977 油彩・キャンパス 162×130
雪山の人々 1982 油彩・キャンパス 162×130
女二人 1982 油彩・キャンパス 162×130
森谷重夫 二人 1976 油彩・キャンパス 162×130
二人 1978 油彩・キャンパス 162×130
紫風 1980 油彩・キャンパス 162×130
裸婦群像 1982 油彩・キャンパス 181×227
岡本実 現代日本風景 1979 油彩・キャンパス 162×261
鯨男・長太夫 1980 油彩・キャンパス 89.5×145.5
三輪勇之助 明治の館 油彩・キャンパス 259×162 神奈川県立近代美術館
誕生 1978 油彩・キャンパス 162×258.5
香煙 1975 油彩・キャンパス 131.0×162.0
岡田庄司 朱扉 1979 油彩・キャンパス 131.0×131.0
壁(有楽町界限) 1981 油彩・キャンパス 145.5×112.5
小林研三 春 1977 油彩・キャンパス 72.5×100.5
春の池のまつり 1978 油彩・キャンパス 97.5×131
コルマーにて 1978 油彩・キャンパス 66.0×91.0
春の雪 1979 油彩・キャンパス 97.5×131.0
小林藤四郎 実りを持つ 1981 油彩・キャンパス 162.0×112.0
実りを持つ 1982 油彩・キャンパス 112×145.5
森秀雄 偽りの青空(蘇るヴィーナス) 1980 アクリル・キャンパス 194.0×162.5 亀谷美術館
偽りの青空(不安な固執) 1981 アクリル・キャンパス 227.3×181.8
八島正明 給食当番 1975 油彩・キャンパス 145.5×112.1
鏡(かくれんぼ) 1981 油彩・キャンパス 162.1×112.1
土嶋敏男 蘇生(廃墟にて) 1976 油彩・キャンパス 194.5×130.5
人と物(鯨) 1981 油彩・キャンパス 194.5×130.5
和田義彦 白昼の沈黙 1981 油彩・キャンパス 131.0×162.0
不安な広場 1980 油彩・キャンパス 131.0×162.0
鈴木三朝 湿原晩秋 1963 紙・着色 136.5×89.5
西里 1979 紙・着色 140.0×194.0
晩秋の法起寺 1981 紙・着色 140.0×194.0
嶋谷白然 嶋嶼 1970 紙・着色 170.5×190.0
丘 1975 紙・着色 194.0×194.0
春律 1977 紙・着色 194.0×159.0
冬ざれ 1979 紙・着色 113.5×156.5
古野新生 笏橋 1979 紙・着色 184×267
彩 1981 紙・着色 152×182
杉原元人 夕日 1976 紙・着色 227.3×162.1
霜の朝 1978 紙・着色 226.5×150.5
廃船 1979 紙・着色 212.0×170.0
街を眺る 1980 紙・着色 150.5×226.5
石垣彰夫 沼 1972 紙・着色 160.0×226.5
夜釣 1979 紙・着色 226.5×150.5
奥山芳泉 閑日 1973 紙・着色 169.0×232.0 松阪ハイツ
暮色 1973 紙・着色 80.5×117.0
橋本綵可 浜の休日 1974 紙・着色 142.5×234.0
黒姫 1979 紙・着色 117.0×80.5
野口巳緻子 糸繰り機 1981 紙・着色 80.5×117.0
ガラスの卓 1981 紙・着色 170.0×212.0
松永隆雄 滝の尾 1981 紙・着色 150×75
葦 1981 紙・着色 150×75
香落清流 1981 紙・着色 212×170.0
桃尾の滝 1981 紙・着色 150×75
大西金次郎 サイの首 ブロンズ 66.0
孫の首 石 35.5
片山義郎 夏 1976 ブロンズ 105.5
首(T子の顔) 1976 ブロンズ 52.0
中村晋也 おしゃれなわたり鳥 1978 ブロンズ 120.0
かなでる 1979 ブロンズ 145.0
キャンドル祭 1980 ブロンズ 115.0
パパのコート 1980 ブロンズ 100.0
首 1980 ブロンズ 40.0
(後期)
作家名 題名 制作年 財質 寸法(cm) 所蔵者
岩中徳次郎 Work80-20-B 1980 油彩・キャンパス 162.0×100.0
Work80-23-B 1980 油彩・キャンパス 162.0×100.0
Work81-21-A 1981 油彩・キャンパス 123.0×100.0
Work81-26-A 1981 油彩・キャンパス 100.0×80.0
Work81-30-A 1981 油彩・キャンパス 100.0×100.0
Work81-31-A 1981 油彩・キャンパス 100.0×100.0
Work81-36-B 1981 油彩・キャンパス 123.0×100.0
Work81-37-B 1981 油彩・キャンパス 100.0×100.0
館慶一 作品57 1975 油彩・キャンパス 230.0×170.0
浅野弥衛 作品 1979 油彩・キャンパス 52.0×72.5
作品 1979 油彩・キャンパス 60.5×72.5
作品 1979 油彩・キャンパス 60.5×72.5
作品 1980 油彩・キャンパス 91.0×91.0
作品 1980 油彩・キャンパス 91.0×72.5
作品(白) 1981 油彩・キャンパス 72.5×90.5
作品(白) 1981 油彩・キャンパス 72.5×90.5
作品(白) 1981 油彩・キャンパス 64.5×90.5
元永定正 Nyu Nyu Nyu Nyu 1971 アクリル・キャンパス 182.0×552.0
たてとよこのせんをきめてから 1980 アクリル・キャンパス 228×550
木下富雄 空(習作) 1976 木版 59.0×90.0
Face(白い勲章) 1979 木版 45.0×68.5
落日(黒) 1981 木版 56.5×84.5
Face(語らず) 1981 木版 47.0×90.0
Face(丸と角) 1982 木版 47.0×72.0
Face(友よ、高らかに) 1982 木版 41.0×78.0
中野英一 作品(S)―0-2 1971 ステンレス 133.5×186.5
作品一奏 1976 鉄 151.0×99.0
玄―P1 1978 ステンレス・鉄 114.0×160.0
室 1979 油彩・キャンパス 91.0×65.0
作品―相 1980 油彩・キャンパス 65.0×91.0
伊藤利彦 視点(薬品戸棚) 1980 木・着色 133×84
視点(薬品戸棚) 1981 木・着色 133×84
視点(食器棚) 1981 木・着色 133×84
視点(飾り棚) 1981 木・着色 133×84
視点(書棚) 1981 木・着色 133×84
視点(ドア) 1981 木・着色 133×84
視点(朝の食卓) 1981 木・着色 150×190
視点(窓際の洗面台) 1982 木・着色 159.5×104.0
奥行彦 表面空間X 1975 油彩・キャンパス 162.0×130.5
転移空間 1979 油彩・キャンパス 162.0×162.0
ザ・ストップ 1981 油彩・キャンパス 227.5×181.5
三十年の空白 1981 油彩・キャンパス 227.5×181.5
五十年の空白 1982 油彩・キャンパス 227.5×181.5
今村幸生 ●粗微笑図 1975 油彩・キャンパス 259.0×194.0
SANS TITRE 1982 油彩・キャンパス 369.0×369.0
戸田陽子 無題 1972 シルクスクリーン 37.0×54.0
無題 1972 シルクスクリーン 37.0×54.0
無題 1979 油彩・キャンパス 24.0×52.5
無題 1979 鉛筆・紙 55.0×75.2
無題 1979 鉛筆・紙 55.0×75.2
神戸武志 Lのかたち(再生) 1974 木・鉄 166.0
狂信的な監督者 1973 木・鉄 154.0
華 1975 木・鉄・アルミ 74.0
白い孔のある形 1976 木・鉄 88.0
合掌 1979 木・鉄 98.0
田畑進 KIRETA 1977 ブロンズ・鉄
孤独は時に人を崇高に見せる 1978 ブロンズ
TUTUMARARETA 1979 鉄
MAGERARETAーKATACHI 1980 木
NOKOSARETAーKATACHI 1981 鉄