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美術館 > 刊行物 > 年報 > 2024年度版 > 年報2024年度版 企画展 知っておきたい 三重県の江戸絵画

年報2024年度版【知っておきたい 三重県の江戸絵画】

基本情報

会期:10月12日(土)~12月1日(日) 内覧会:10月11日(金)
開催日数:45日(内覧会含む)
来場者数:5,390名(うち有料2,810名)、1日平均:120名

主催:三重県立美術館、朝日新聞社
助成:芸術文化振興基金、公益財団法人三重県立美術館協力会

展覧会概要

 当館の所蔵品を中心に、三重県ゆかりの近世画家3名(曾我蕭白、増山雪斎、月僊)の作品を紹介した。雪斎の作品の多くは借用品である。企画のはじまりは、雪斎の肖像画が87年ぶりに見つかったことであった(参考:村上敬「雪斎の肖像画 見つかる」『HILL WIND 53』)。本肖像画の公開に加えて、近年、雪斎の《孔雀図》(ボストン美術館蔵)が東京で里帰り展示されたことにより、雪斎の人気が高まり、当館においても雪斎の作品を鑑賞したいとの来館者からの要望が複数あったため、雪斎の基準作といえる優品をまとめて展示することとなった。また、当館は、小津茂右衛門家寄贈の月僊の作品・資料63点を所蔵しているものの、従来まとめて公開する機会がなかったが、本展において公開することができた。関連イベントおよび図録小冊子は、入門的な内容とし、将来の各画家の回顧展に向けて、各画家の知名度の向上、ひいては三重県の古美術ファンの醸成をはかった。

  


 

関連イベント

連続レクチャー 

・第1回「蕭白」(2024年10月20日)

 講師:愛知県美術館学芸員 由良濯、参加者数:43名

・第2回「雪斎」(2024年11月3日)

 講師:三重県立美術館学芸員 村上敬、参加者数: 46名

・第3回「月僊」(2024年11月17日)

 講師:名古屋市博物館学芸員 横尾拓真、参加者数:38名

ギャラリートーク

講師:各回とも、三重県立美術館学芸員 村上敬

・第1回(10月19日) 参加者数:25名

・第2回(11月30日) 参加者数:47名

 

三重県立図書館アート&ブックガイド(10月31日)

講師:三重県立美術館学芸員 村上敬、参加者数:10名
会場:三重県立図書館

関連展示

三重県立図書館 地域ミニ展示「画僧 月僊」(2024年11月1日~2025年2月27日)

メディア掲載実績

新聞

・「増山雪斎、晩年の自画像 87年ぶり発見 県立美術館で12日公開」『読売新聞』2024年10月7日
・「ずらり三重の江戸絵画」『朝日新聞』2024年10月17日

中日新聞(美術館だより)
・村上敬「黄蜀葵に翡翠図」2024年10月19日
・村上敬「松鷹図(旧永島家襖絵)」2024年11月16日
・村上敬「老松梟鳥図」2024年11月30日

テレビ

・三重テレビ放送「行方不明となっていた幻の「増山雪斎像」89年ぶり公開 曾我蕭白など三重で活躍した画家」2024年10月22日
・東海テレビ放送「89年ぶりに公開された作品も…三重県ゆかりの江戸時代の画家の作品を集めた展覧会 県立美術館で12/1まで」2024年11月27日
CTY/CNS「まほろば~奇想の絵師・曾我蕭白~」2024年12月1日
・その他、CTY/CNS「市民参加型番組 チョット言わせて」(2024年11月15日~月末)にて展覧会告知を不定期放映
 

展覧会開催時のページ

 

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