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年報2022年度版 企画展 開館40周年記念 岡田米山人と半江 展

令和4(2022)年9月23日(金・祝)-11月6日(日) 開催日数:39日
*前期:9月23日-10月16日 後期:10月18日-11月6日
*9月22日(木) 開館40周年記念式典、内覧会

【会場】三重県立美術館 常設展示室1~3室+企画展示室4室
【主催】三重県立美術館/【助成】芸術文化振興基金助成事業、公益財団法人三重県立美術館協力会
【協賛】井村屋グループ 岡三証券株式会社 株式会社三十三銀行 中部電力パワーグリッド株式会社 日本トランスシティ株式会社 株式会社百五銀行 三重交通グループホールディングス株式会社 有限会社和田金 桑名三重信用金庫/北伊勢上野信用金庫/津信用金庫/紀北信用金庫
【協力】近畿日本鉄道株式会社
【特別協力】大阪歴史博物館

【広報物等デザイン】辻恵里子(ニューカラー写真印刷)
【担当】村上敬、道田美貴

【入場者数】4,127名

展覧会の概要

 三重県ゆかりの画家である岡田米山人(1744~1820)と半江(1782~1846)父子を紹介する展覧会。米山人と半江は、伊勢や大坂で活動した藤堂家と関わりのある画家で、父子ともに津藩藤堂侯の大坂蔵屋敷(藩邸)に勤めながら、文人画(南画)を描いたことで知られる。
 米山人と半江は、米穀商を営むかたわら、独学で絵画を学び、在世中より画家として高い評価を得た。経緯は不明ながら、大坂蔵屋敷の留守居下役として召し抱えられた。米山人は、豪快な作風で江戸後期の文人画に新境地を開き、池大雅以後の文人画家の代表格として、これまで一定数の代表作が紹介されてきた。一方、半江は、鋭く繊細な作風が高く評価されながら、現在に至るまで作品調査自体が進展しておらず、その事績にも不明な点が多い。父子について、京阪神を中心に未公開の資料が多数秘蔵されており、これらの紹介は、江戸後期の文人画研究においても、重要な課題である。
 本展は、米山人と半江の大規模な展覧会として、1941年に大阪市立美術館で開催された「米山人並半江展」以来となった。開館40周年を記念し、米山人と半江を三重県にゆかりのある重要な画家として位置付け、両者の初期から晩年までの作品、同時代の文人諸士との交流を紹介した。

会場風景

 
 

 

会期中のイベント

担当学芸員によるスライド・レクチャー

日時:2022年10月15日(土)14:00-14:40
講師:村上敬(三重県立美術館学芸員)
会場:三重県立美術館講堂
参加者数:15名
 

記念講演会「文人画をたのしむ―岡田米山人の〈自娯〉の世界―」

日時:2022年10月23日(日)14:00-15:30
講師:松浦清(大阪工業大学教授)
参加者数:42名
 

みえミュージアム・セミナー「三重ゆかりの文人画家 岡田米山人と半江」

日時:2022年10月20日(木)13:30-15:00
講師:村上敬(三重県立美術館学芸員)
会場:三重県生涯学習センター2階 視聴覚室
参加者数:56名

 

主な記事

新聞記事

・『中日新聞』「津藩に仕え書画たしなんだ米商人親子」9月26日
・『毎日新聞』「岡田米山人と半江 津藩の父子画家展」10月8日

新聞記事(連載)

・『中日新聞』(三重版)美術館だより
 ・村上敬「岡田米山人 自画像」9月24日 
 ・村上敬「岡田米山人 雪中富士山図」10月1日
 ・村上敬「岡田半江 春靄起鴉図」10月15日
 ・村上敬「岡田米山人 梅図屛風」10月22日
 ・村上敬「岡田米山人 五柳先生図」10月29日
 ・村上敬「岡田米山人 酔臥自画像」11月5日

テレビ

 ・三重テレビ「津藩で米運ぶ役人 文人画家・岡田米山人とその子半江の作品展」9月23日
 ・ZTV「開館40周年記念 岡田米山人と半江」10月5日
 ・NHK(Eテレ)「アートシーン展覧会情報」10月16日
 ・NHK(津放送局)「江戸時代の文人 岡田米山人と半江親子の作品展」11月2日

ラジオ

 ・三重エフエム放送株式会社「ゲツモク!」9月27日
 ・三重エフエム放送株式会社「RADIO FLAPPPER MIEリポート」10月7日

雑誌

 ・村上敬「和魂漢才 書画のススメ 岡田米山人《自画像》」『美術の窓』(生活の友社)10  月20日
 

展覧会開催時のページ

 

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