年報2020年度版 企画展 特集展示 秋岡美帆―風の景―
2020年4月1日(水)―8月30日(日)
*新型コロナウイルス感染症の影響により会期延長。
開催日数:131日間
【会場】 三重県立美術館 柳原義達記念館A室
【主催】 三重県立美術館
【広報印刷物、リーフレットデザイン】 谷澤陽佑
【担当】 原舞子
【入館者数】2,902人(有料2,089人 無料813人)
展覧会の概要
秋岡美帆(あきおか みほ 1952-2018 神戸市出身)は、自然をモチーフに、撮影したフィルムをNECO(New Enlarging Color Operation 拡大作画機)で麻紙やキャンバスに拡大プリントした作品を1970年代末より発表したきた。90年代半ばより三重県内に居を構えて制作を続けるかたわら、大学で教鞭をとり、次世代の育成にも力を注いできた。三重県立美術館では、2002年に三重県ゆかりの作家として県民ギャラリーで「秋岡美帆展」を開催、作品を収集し、以降はコレクション展などでたびたび紹介してきた。秋岡は惜しくも2018年3月に逝去したが、その後、作家遺族より作品の寄贈を受け、現在では制作初期から2000年代までの秋岡の作風の変遷を収蔵作品によりたどることができるようになった。このたびの特集展示では、寄贈作品を含めた当館のコレクション全13点を一挙に公開し、画業を振り返るものとした。また、2007年に東京国立近代美術館で行われたアーティスト・トークの映像を会場内で常時上映した。
なお、会期初めの4月11日より5月11日まで、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策として臨時休館することとなったため、予定の会期より1か月延長し、8月30日まで開催した。
会場風景
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主な記事
新聞記事
「特集展示「秋岡美帆―風の景―」 作風の変遷をたどる 三重県立美術館1日~7月26日まで」『三重タイムズ』 2020年4月10日
作品解説「美術館だより 《光の間 01-1-15-4》」『中日新聞』(三重版) 2020年4月25日
「秋岡美帆さん遺作展 三重県立美術館(休館中) 写真作品展「風の景」」『三重タイムズ』 2020年5月1日
「視界に広がる四季の風 県立美術館「秋岡美帆~風の景」展」『産経新聞』(三重版) 2020年5月26日