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美術館 > 展覧会のご案内 > 常設展(美術館のコレクション) > 2020 > 美術館のコレクション2020年度第4期第3室_四日市高校事業概要

三重県立四日市高等学校との連携事業概要

三重県立美術館の2020年度「美術館のコレクションⅣ(常設展)」の「コレクションの名品選」(於:常設展示室第3室)の出品作品に、三重県立四日市高等学校1年生(美術Ⅰ選択者)がコメントを執筆しました。
コメントはこちらで公開しています。

事業の流れ

  1. 休校中の課題として美術Ⅰ選択者が「三重県立美術館で展覧会を企画する」ことに取り組む。各自展示プランを作成。
  2. 美術館の学芸員が、学校で美術館のコレクションや展示、展示補助教材(解説パネル等)について授業を行う。
  3. 美術Ⅰ選択者が候補作品のなかから1点選択し、コメントを執筆。

コメント執筆の趣旨・要領

【趣旨】
作品を見て、気づいたこと、気になったこと、考えたことを鑑賞者と共有し、問いかけることで、鑑賞者が自らすすんでじっくり作品を鑑賞できるようにする。
【執筆要領(授業の配布資料より一部抜粋)】
・まずは作品をじっくり見ましょう。
・文体は敬体文(です、ます調)。体言止めの文章があっても良いです。
・文字数は100-150字。
・対象は美術館初心者。小学5年生くらいに向かって話しかけるような文章にしましょう。
・冒頭部分は、目に見えるものについて書くようにしましょう。
・疑問符「?」で終わる問いかけも、コメントに含められそうだったら含めてみてください。
・作品のタイトル、制作背景、作家紹介に触れる必要はありません。描かれているものすべてについて説明する必要もありません。
・ルールをたくさん書きましたが、筆が進まなかったらルールを破っても良いです。皆さん自身が書きたいことを楽しく書くことも大事。

担当教員より

「私が気付いた、あなたに伝えたいこと」をテーマに、美術の授業を選択した高校1年生の生徒達は、作品を観て気が付いたことを、作品をご覧頂いた方に問いかけをしています。ぜひ、お読み頂き、再度絵をご覧下さい。共感や、新しい発見があるかもしれません。
 美術館が遠く直接来られない生徒も多いですが、この取組で郷土の美術館に愛着を持ち、自国の美術館や作品を海外でも語れる生徒になって欲しいという思いから、この取組を行いました。ご協力いただいた皆さんに心から感謝しております。ありがとうございました。 
三重県立四日市高等学校 教諭 森本 彩

 
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