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斎宮跡発掘調査40年のあゆみ

 斎宮跡の発掘調査は、その端緒となった昭和45年(1970年)の古里遺跡の試掘調査を第1次とし、以後、範囲確認調査、計画的学術調査、現状変更等に伴う調査など、様々な調査目的に応じた調査が積み重ねられ、平成21年度の調査で、40年目に入りました。調査次数は、平成20年度末時点で第161次に達し、累積発掘調査面積は216,149平方メートルにも及びます。しかし、これはまだ史跡全体の15.7パーセントに過ぎず、それほど斎宮跡は、全国に類を見ない広大な遺跡なのです。
 さて、発掘調査40年間の歴史を振り返ってみる時、4つの大きな画期を経て、今日ある斎宮像が解明されてきました。一つ目の画期は、考古学上の斎宮跡発見から史跡指定に至るまで、二つ目の画期は、三重県斎宮跡調査事務所開所から斎宮歴史博物館開館まで、三つ目は斎宮歴史博物館開館から斎宮跡歴史ロマン広場完成まで、四つ目は初期斎宮跡解明調査から現在に至るまでです。ここでは、これらの四つの画期を、発掘調査の成果、保存、活用等の側面からたどってみましょう。

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