特集展示 大橋歩-Fashion as Life/ Life as Fashion-展
2011年6月11日(土)-6月26日(日)
会場 : 1F企画展示室第4室(※第4室のみの展示となります。)
休館日: 毎週月曜
開館時間 : 午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料 : 一般 500(400)円
主催 : 三重県立美術館、(財)三重県立美術館協力会
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開催概要
大橋歩。その名が生み出すイメージは変化し続けています。『平凡パンチ』では都市の若者の姿を洒脱に切り取り、「ピンクハウス」のポスターからは、強さと繊細さが同居する不思議な魅力をたたえた女性達を世に送り出しました。さらに雑誌『Arne(アルネ)』を創刊、企画・取材・編集を一人でこなし、衣・食・住、そそして美術・音楽・文学に対しても、等しく厳しく自らの感覚に根ざした選択眼を貫くことで、世代や性別を超え、多くの支持を獲得しました。 2009年、三重県立美術館で開催された「大橋歩展 平凡パンチからアルネまで アート・ファッション・ライフスタイル 1964年~2009年」においては、学生時代の習作から同展のための新作にいたる大橋の多彩な活動が紹介され、その作品が放つ時代を超えた「新鮮さ」の輝きが再認識されることになりました。 本展では、企画展示室第四室にて、「ファッション」をキーワードに大橋の活動をご紹介します。ファッションイラストレーターになる夢を抱き上京した大橋にとって、「ファッション」とは常に変わらず持ち続けた興味のありかであるといえるでしょう。 また、単に外見にまつわる関心をこえて、「ファッション」とは、生活のあらゆる場面を統べる姿勢そのものであったと言っても過言ではありません。 「Fashion as Life / Life as Fashion」。これまで発表してきた代表的な作品から、未公開の原画にいたるまで、約80 点による大橋歩の世界をご堪能下さい。 |
出品内容
イラストレーション 原画、オブジェ、ポスターなど 約80点
会期中の催し
①アーティスト・トーク ※終了しました。
6月11日(土) 午後2時-午後3時30分
大橋歩 × 小野塚秋良(ファッション・デザイナー)
場所: 三重県立美術館 講堂 (定員150名)
※トーク入場券(500円)が必要です。
販売は6月1日以降、三重県立美術館ミュージアムショップ(電話059-223-1117)にて行います。
②大橋歩展バスツアー ※終了しました。
6月18日(土) 午前10時-午後6時30分(予定)
大橋歩展にちなんで、三重県立美術館と「Galleryやまほん」(三重県伊賀市)をバスで巡ります。
お問い合わせ先
三交旅行 松阪旅広場(電話0598-21-4135)
③【Traveling COW BOOKS】 ※終了しました。
「旅する本屋」トラヴェリング・カウブックスが美術館にやってきます。
6月19日(日) 9:30~17:00
場所 三重県立美術館 正門前
※雨天の場合は場所を変更する場合があります。
イオグラフィックのHPの「One Day」(2011年6月4日)のページでも本展のお知らせを掲載していただきました。
Galleryやまほん(三重県伊賀市)でも「大橋歩の仕事 as life」展が開催されます(6月11日-7月3日)。
大橋歩 略年譜
1940年 | 三重県安濃郡(現・津市)に生まれる。 |
1956年 | 三重県立四日市高校入学。 |
1959年 | 多摩美術大学油絵科入学。 |
1963年 | VANジャケットに売り込みに行き、その場で「メンズクラブ」の挿絵の仕事を受ける。 |
1964年 | 『平凡パンチ』の表紙を手がける。この頃より「大橋歩」のペンネームを使用。 |
1971年 | 『平凡パンチ』の専属をおり、フリーになる。様々な広告媒体のイラストレーションに携わるようになる。 |
1972年 | 初エッセイ『トマトジュース』出版 |
1979年 | ピンクハウスのポスターやDMを手がけるようになる。 |
1983年 | 東京ガスの広告でADC賞受賞。 |
2002年 | 雑誌「アルネ」創刊。 |
2009年 | 「大橋歩展 平凡パンチからアルネまで アート・ファッション・ライフスタイル 1964年~2009年」(三重県立美術館)開催 |
「アルネ」30号にて終刊。 |