このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。

サイト内検索

美術館 > こども美術館 > スクールプログラム > スクールプログラム これまでの研修等

 

スクールプログラム  

教員を対象とした研修

美術作品は美術・図工の教科だけではなくて、国語・社会・・・と幅広く応用させていくことができる教材であると考えられます。多くの先生方に美術作品を鑑賞する楽しさを味わって頂き、多くの子どもたちに伝えて頂くことを目的としています。


  ◆図画工作・美術科講座【三重県総合教育センターとの連携講座】
   「鑑賞指導のための美術館活用講座」

   2016年7月21日(木) 13:30~16:30 37名参加
   講師:鈴村麻里子(当館学芸員)
   場所:三重県立美術館
 

  ◆図画工作・美術科講座【三重県総合教育センターとの連携講座】
   「鏡よ鏡 ~「私・色」をめぐるワークショップ」

  2014(平成26)年8月8日(金) 10:00~16:30 22名参加
  講師:榎本寿紀(大分県立美術館エデュケーター)
  場所:三重県立美術館

 

  ◆ 「教室から広がる鑑賞の世界」
   2012年8月16日(木) 10:30~16:30 33名参加
   講師:遊免寛子(兵庫県立美術館 教育支援・事業グループ 学芸員)
       鈴村麻里子(三重県立美術館 学芸普及課 学芸員)

  今年度の研修は、昨年度に引き続き兵庫県立美術館の遊免寛子学芸員をお招きし、8月の夏季休暇中に実施しました。今回は、はじめに遊免氏に柳原義達《道東の四季・秋》の前で「対話型トーク」を実践していただき、参加者は生徒役としてトークに参加しました。トーク後は常設展示室内に移動し、2点の課題作品(古賀春江《煙火》クロード・モネ《橋から見たアルジャントゥイユの泊地》)を前に、グループごとに、「何が描かれているか」「何を表しているか」等、想像力を駆使して作品について議論を深化させていきました。午前の部の最後には、いよいよトークの披露・実践です。ファシリテーターの体験は初めてという参加者も、教室での日ごろの経験を活かし、落ち着いて「会話の交通整理」に挑んでくれました。
 午後は、かわって当館の学芸員が県内学校に貸出可能な三重県立美術館の鑑賞補助教材「アートカードみえ」をご紹介し、参加者にはグループに分かれ新しいアートゲームを考案してもらいまいした。
 午前・午後の部ともに限られた時間での講義、グループワーク、発表でしたが、団結して時間内に素晴らしい成果を上げていただきました。今回の経験を、現場でもぜひご活用いただければと思います。

  研修風景   研修風景   研修風景

 ◇ 参加者の声 ◇
・鑑賞することの楽しさを実感でき、授業に生かしていきたいと思った。
・子どもの年齢に合わせて工夫することが必要であるが、授業で活用していきたい。
・鑑賞の授業のイメージを持つことができた。


 ◆ 「作品と出会う 友達と出会う 自分と出会う ―ギャラリートークに挑戦しよう!―」
   2012年1月6日(金) 10:00~16:15 17名参加
   講師:遊免寛子(兵庫県立美術館 教育支援・事業グループ 学芸員)

  去る1月6日、今年度も三重県総合教育センターとの連携講座として、当館で教職員を対象とした研修が行われました。今回お招きしたのは、兵庫県立美術館にて教育普及活動に携わる学芸員の遊免寛子氏。鑑賞者に質問を投げかけ言葉を交わしながら作品への理解を深める「対話型ギャラリートーク」を実践してみよう、というのが今回の講座のねらいです。はじめに講師のナビゲートによるギャラリートークを体験した後、参加者は二手に分かれ、研修後半で取り組む対話型ギャラリートークに向け準備を進めます。華やかな色や形に溢れた、それでいて具体的に何を描いているのか一瞥では判断しがたい課題作品、元永定正《赤と黄色と》ジョアン・ミロ《女と鳥》を前に、各グループは「自分にはこう見える」、「この部分はこういうことを表しているのではないか」等々意見を出し合いながら作品分析に精を出していました。午後からは、それぞれのグループが課題作品を前にしてもう一方のグループを相手にトークに挑戦。グループ内での話し合いでは聞かれなかった意見も続々と飛び出し、イメージのとらえ方は千差万別だということを実感できる実習となったのではないかと思います。研修の最後には、講師の遊免氏に、兵庫県立美術館での事例の紹介を交えつつ、明日からでも教育現場で活用できるような具体的な実践方法についてもご教示いただきました。

           ギャラリートーク           ギャラリートーク

 

 

  ◇ 参加者の声 ◇
・ナビゲーターの言葉がけ一つで、価値観や捉え方が変わるのを体験し、言葉がけの大切さや深さを学べた。
・鑑賞というものには正解や間違いがないことを再認識できた。生徒たちの発想力を引き出せる授業の展開を行っていきたい。
・ギャラリートークに参加することが初めてでドキドキしたが、いろいろな見方や感じ方があるのがわかり楽しかった。
・美術は、色々な考えや気持ちを表現できる貴重な資料であることを痛感した。とても満たされた気持ちになった。


 

  ◆ -他人の見方を見る方法-教師のための鑑賞講座  2011.1.7(金) 10:30~15:30 22名参加  

  講師に東京都現代美術館 学芸員の郷泰典さんを講師に招いて、美術館と学校の連携に関しての
  事例紹介や鑑賞授業の方法について、実際に鑑賞プログラムを体験してもらいました。

  教師のための鑑賞講座  教師のための鑑賞講座
 ◇ 参加者の声 ◇
○ とても楽しかったです。入ったばかりは冷たい展示室という感じでしたが、皆で活動するにつれて、どんどん絵に表情が出て来て部屋がとても面白いように感じました。
○特に他人の見方が様々で楽しかったです。
○自然に会話が生まれる鑑賞を体験することができ、楽しさを感じながら作品を興味深く観ることができました。

 


 

 

◆ -子どもたちと美術作品-「子どもアートinみえ」より 2010.1.6(水)  10:30~15:30  25名参加
第一部 「わたしもキュレーター」 
…協力校の取り組み発表と鑑賞及び中学生キュレーターによるギャラリートーク
協力校のセントヨゼフ女子学園中学校美術専攻の2年生の担当教諭から、実施行っている美術教育と
今回のキュレーション活動についての成果発表と参加した中学生によるギャラリートークを体験していただきました。

「子どもアートinみえ」 「子どもアートinみえ」

第二部 「ハロー!アーティスト(写真で見つけた私のまち)」 
…写真家 中里和人さんによるフロアレクチャー
4校で子どもたちと一緒に撮影して歩いた時の様子や感想、ワークショップを通して子どもたちに伝えたことなど、参加者の皆さんと一緒に作品を鑑賞しながら、お話していただきました。

「ハロー!アーティスト(写真で見つけた私のまち)」 「ハロー!アーティスト(写真で見つけた私のまち)」 「ハロー!アーティスト(写真で見つけた私のまち)」
◇ 参加者の声 ◇

○感じる心を表現し、伝えるということの大切さを観じた。自分自身、本物をたくさん見て感じる心を育てていきたいと思った。(わたしもキュレーターの感想)
○紙と絵の具、教室、そこから飛び出して生徒たちと何かを作りたいと思いました。(写真で見つけた私のまちの感想)


 

◆ 「没後80年 佐伯祐三展」教師のための鑑賞講座     2008.8.6  13:30~  17名参加

パリの街角を描いた作品で知られる夭折の画家、佐伯祐三の絵画を、担当学芸員の解説を交えながら鑑賞しました。

その後収蔵庫を見学し、美術作品の保存方法などをご紹介しました。

「没後80年 佐伯祐三展」教師のための鑑賞講座

◇ 参加者の声 ◇

○佐伯祐三の人柄、一生、作品について、くわしく、いろいろエピソードを交えながら解説していただき、とても楽しく勉強になりました。
○普段見ることができない収蔵庫も見せて頂き、沢山の作品が大切に保管されている様子や展示に関してのお話など新たな視点で見ることができてとても勉強になりました。


 

◆ 「山口薫展」教師のための鑑賞講座     2009.1.6  13:30~  12名参加

収蔵庫を見学した後、独自の色彩感覚と構成による抒情的名作品で知られる洋画家、山口薫の画業を担当学芸員の解説を交えながら鑑賞しました。
 

 「山口薫展」教師のための鑑賞講座  「山口薫展」教師のための鑑賞講座
 

◇ 参加者の声 ◇

○絵の管理の仕方など詳しく教えていただき、とても充実していました。
○丁寧に解説して頂き、とても勉強になりました。山口薫は好きな作家の一人でしたが、より好きになりました。


 

◆ 鑑賞教育支援教材「アート・カードみえ」を使った鑑賞授業を考える     2009.1.7 13:30~ 34名参加

今回は当館のエデュケーター那須が先生になり、先生方は生徒になっていただき、アートカードみえを利用した鑑賞学習を体験して頂きました。この活動によって、児童・生徒の気持ちを体験していただけたのではないかと思います。
 

鑑賞教育支援教材「アート・カードみえ」を使った鑑賞授業を考える 鑑賞教育支援教材「アート・カードみえ」を使った鑑賞授業を考える 鑑賞教育支援教材「アート・カードみえ」を使った鑑賞授業を考える
手にしたカードをもとに、その作品の作者になったと仮定して、「作品の中でがんばった点」などを発表することから始めました。 次に、カードの中から気になる人物を一人選んでもらい、その人物に似合う風景、プレゼントしたいものを探してもらいました。

皆さん笑ったり、うなずいたり、熱心に話し合われていました。
常設展示室に移動し、グループの中の一人が選んだ作品を、他のメンバーが相談して当てるというゲームをしました。

これまでのグループワークでのコミュニケーションが活かされていたようです。
 

◇ 参加者の声 ◇

○カードゲームをさせたことはあったけれど自分がやるのは初めてで、なかなか楽しいですね。こんなに人それぞれ感じ方が違うとはびっくりです。
○今まで、読み札を読んで絵をあてるゲームしかやらなかったのですが、もっと色々なゲームをさせてみたいなと思いました。
○この後、作家・時代背景など調べ学習に入っていくことで、、授業を展開していくことができそうです。

 

学校への派遣授業

団体鑑賞の事前学習など、美術館を活用した教育活動に協力させていただくことを目的としています。

◆ 「白子小学校5年生遠足企画」  来館日5月2日(金)

(当日までの流れ)
教師と美術館担当者による打ち合わぜ(美術館) → 教師による事前学習(学校)
→ 美術館エデュケーターによる事前学習(学校) → 学芸員による解説(美術館) → 展覧会鑑賞

 

「白子小学校5年生遠足企画」 「白子小学校5年生遠足企画」 「白子小学校5年生遠足企画」
事前学習として、教育普及担当者が学校へ招待され、美術館の仕事などの話をしました。積極的に手を挙げ質問に答えてくれました。 企画展担当学芸員が解説することを、一生懸命聞いていました。 クラス単位で先生と一緒に作品をじっくり鑑賞していました。
 

学校美術館

県立生涯学習センターとの連携事業「文化体験モデル授業(子どもたちに本物の文化・芸術と出会う機会を提供するという目的)」として学校美術館を志摩市立鵜方小学校で行いました。

◆ 志摩市立鵜方小学校

事前研修と事前学習
先生方に三重県立美術館の鑑賞教材「アートカードみえ」を使った鑑賞学習を体験していただきました。後半は、実際に授業で活用できないかを各学年担当者のグループになって話し合って頂きました。その後、授業で「アートカードみえ」を使い子どもたちに美術館のお話をして頂きました。子どもたちはカードを使ったゲームを楽しんでくれたそうです。
志摩市立鵜方小学校

志摩市阿児町の鵜方小学校は22クラス591名の大きな小学校でした。こどもたちは丁寧な言葉使いで、積極的に発言し、熱心に作品を楽しんでくれました。

志摩市立鵜方小学校 美術館での3つの約束のお話をします。
作品は大切にしましょう。なぜかというと・・・
ゆっくり、歩いて見ましょう
お話は小さな声でね。今日は友達と話しながら見ていこうね。
コレは何だろう?風の中の?どっちから風吹いてるのかな?
志摩市立鵜方小学校"" この人が住んでいそうな場所を風景画の中から見つけてね。 私、この家にあの人住んでると思うな~。
志摩市立鵜方小学校 先生の手を引っ張って作品を見ようとする姿が、とても微笑ましかったです。どれが女? 先生、ここは寒そうなところに、人がいるよ。
 

学校美術館が開かれるまで

学校美術館が開かれるまで"" 前日作品が梱包されます。 学校美術館が開かれるまで 当日朝6:20収蔵庫からトラックへ
学校美術館が開かれるまで 8:30体育館でパネルの組み立てが始まります。これが重くて大変。総勢12人 学校美術館が開かれるまで 手を抜きません。
展示は10:00までかかりました。
学校美術館が開かれるまで 午前中は低中学年・午後は高学年が体育館にできた美術館を楽しみました。 学校美術館が開かれるまで 終了後、早速、片づけです。
学校美術館が開かれるまで 美術館に作品が帰ったのは19:00 学校美術館が開かれるまで 収蔵庫に作品が戻ったのは20:00お疲れ様でした。
  

【「学校美術館」について】の詳細ページ

 

中学生の職場体験学習

9月~11月の間、津市内の中学校5校から、15人の生徒さんが美術館の仕事を体験しました。
閉館中でしたので、資料整理・体験室の片づけなど地味な仕事でしたが、海外向け梱包・収蔵庫の中での仕事など貴重な体験ができたと思います。

学校美術館が開かれるまで 学校美術館が開かれるまで 学校美術館が開かれるまで
 

子どもを対象とした展覧会一覧

美術館教育関係記事一覧

ページID:000057469