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美術館 > 刊行物 > 展覧会図録 > 1987 > 用語解説/アッサンブラージュ 大原美術館所蔵品展-20世紀・世界の美術-図録

アッサンブラージュ(Assemblage)

さまざまな物体を寄せ集め(アッサンブレ)て作られた一連の芸術作品を指して呼ぶ言葉。フランスのジャン・デュビュッフェによって,それまでキュビスムやダダの作家たちが用いていたコラージュ(貼り絵)の手法と区別するために初めて用いられた。コラージュとの違いは,寄せ集めた物体がコラージュではあくまで平面を構成するのに対し,アッサンブラージュでは立体的に広がる点にある。しかし日常的な廃品を寄せ集めて芸術作品にするという点で,明らかにダダの思想の残響を感じさせる。1960年代にフランスを中心に活躍した「ヌーヴォー・レアリスム」やポップ・アート,アメリカのネオ・ダダの作家たちによって1960年代以降精力的に試みられた。

合体版インデックス 穴だらけの用語解説集

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