2008年1月8日[火]-2月3日[日] 「三重の子どもたち展」は、これまで、子どもたちによる新たな創造活動のきっかけとなること、子ども文化への理解とコミュニケーションの輪が広がることを願って、開館より毎年開催され、多くの人々に親しまれてきました。今年も子どもたちのエネルギーを会場いっぱいに感じていただけることと思います。 1室 ~ 3室 …… 子どもたちの、生き生きとした個性豊かな作品が三重県各地の教育の現場から集められ展示されます。図画工作・美術の授業など学びの中で、一生懸命子どもたちが制作している様子を感じ取っていただけることでしょう。 4室 …… 「2007夏休み子どもひろば」では「浮世絵展」にあわせ、版画を意識したイベントを行いました。子どもたちは、様々な感性で、色を重ね、写し取っていきました。子どもだからこそ出来る素直な表現「子どもの感性と色の世界」に感動していただけることでしょう。同時にそのイベント風景をビデオでご紹介いたします。(Ir) 三重の子どもたち展 期間中催し ○スペシャルトーク 「もっと身近に感じてほしい美術鑑賞」 講師:森 弥生(岡山市立岡北中学校教諭) 日時:平成20年1月19日(土) 14:00~15:30会場:三重県立美術館 講堂 定員150名 参加費:無料
「1000年前のガオレンジャー」(『日本美術の授業』 東京国立博物館監修 2006)の著者、森弥生先生の講演会を開催いたします。 「ビジュアル・シンキング* の方法で引っ張り込む」先生の授業の展開、これまでの研究・実践の興味深いお話をしていただきます。 日頃、鑑賞教育をどのようにすれば良いのかお悩みの先生方、将来美術関係の仕事に就きたい学生さん方、子どもさんと一緒に美術鑑賞をしたいお家の方など、是非、ご参加ください。 *ビジュアル・シンキング…美術鑑賞学習のためのグループ・コミュニケーションの方法。作品を注意深く見て話し合うことを通して、思考能力、コミュニケーション能力、視覚的表現の基礎的能力が身に付くとされる。 【提唱者フィリップ・ヤノワイン(元ニューヨーク近代美術館館長)】
○子ども対象のイベント 子どもたちと美術館スタッフが対話しながら鑑賞をするイベントです。回を重ねるたびに、リピーターも増えてきました。毎回、子どもの感じ方には脱帽させられることも多く、スタッフも一緒に楽しんでいます。
|