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美術館 > 刊行物 > HILL WIND > Hill Wind (vol.11~24) > ボランティア〈欅の会〉25周年記念イベント「美術館とともに25年」 美術館ニュース Hill Wind 17(2007年12月)

三重県立美術館ボランティア〈欅の会〉25周年記念イベント「美術館とともに25年」

11月9日[金]~11日[日]

 

1982年、美術館開館とともに活動を開始した三重県立美術館ボランティア〈欅の会〉が、11月9~11日の3日間、設立25周年を記念するイベントを開催しました。県民ギャラリーで、同会のあゆみや活動内容を記したパネル、これまで三重県立美術館が開催した展覧会のポスター等を展示した他、パネルディスカッションや懇親会も催されました。

 

これまでも記録集の発行などを通して、自分たちの活動を客観的にとらえる機会を設けてきた〈欅の会〉ですが、今回は、外に向けて広く同会の活動内容を発信しようと試みた点に特徴があったように思われます。「展示」という表現方法を選択し、広報活動をおこなったこと、「地域文化と美術館をささえる」というテーマを掲げパネルディスカッションを開催、パネリストとして館外からも石原義剛海の博物館館長、今原孝中日新聞三重総局長に加わっていただいたことなどにその姿勢があらわれていました。

 

美術館をとりまく状況が多様化している現在、25年の歴史をもつ同会の動向がこれまで以上に注目をあつめていることは、今回の来場者の多さが物語っています。〈欅の会〉にとって今回のイベントは、25年間積み重ねてきた活動をふり返るとともに、より成熟した組織をめざし新たな一歩を踏み出すための貴重な機会となったことでしょう。(Mm)

  
※この記事は2007年12月14日発行「Hill Wind 17」に掲載されたものです。
 
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