2006年度に実施した学校・子ども関係の教育普及活動の主なものとして、「アートカードみえ」の貸出し、「学校美術館」(学校の体育館等で行う所蔵品展)、団体鑑賞の受入れ、「子どもひろば」(夏休みや、「三重の子どもたち展」会期中のイベント)などを挙げることができます。 中でも、当美術館の所蔵作品をもとにした美術鑑賞教育支援教材「アートカードみえ」のシリーズは、図工・美術の鑑賞学習で、道徳で、あるいは「学校美術館」や団体鑑賞を実施する際の事前学習で、と大いに活躍しています。 シリーズの中心は64種類のアートカード6組からなる「スタンダードセット」です。作品図版を絵はがき状にしただけのシンプルなものですが、様々なアートゲームを楽しみながら鑑賞学習をすることができ、貸出数も年々増加しています。 そして2007年度、待望の「スタンダードセットⅡ」も加わる予定!これまで以上に多くの先生方や子どもたちに使っていただき、美術作品や美術館に親しんでいただければと思います。また、その活用方法についての研究も、再度、先生方と共に進めていく時期となりそうです。(下栄子) |
「アートカード」を使った事前学習をする子どもたち |