【現代の工芸・伝統と革新―京都の6人―】
2002年1月5日(土)~2月11日(月)
【主催】・・・三重県立美術館
【担当】・・・白石和己+生田ゆき
【ポスターデザイン】・・・與語秀樹
◎素材、形状、さまざまな様相を呈する現代の工芸を「伝統と革新」というキーワードで捉えて、作家たちがこうした問題をどのように考え、対峙しているかを作品をとおして改めて問い直すことを意図した。
◎出品作家は、国内ではもちろん、海外各地での展覧会などを通して、世界的に高い評価を受けている。彼らはともに京都に在住し制作を進めているが、用いる素材も作品の傾向も多種多様で、伝統的な器から斬新な形態を示すオブジェにいたるまで幅広く、まさに現代の工芸の縮図をなしているとも言えよう。
◎出品作家は載金(きりかね)の江里佐代子氏、ファイバーワークの小林尚美氏、小林正和氏、陶芸の深見陶治氏、木工の村山明氏、陶芸の樂吉左衞門氏の6名、総点数85点であった。
◎今回は特に作家によるギャラリートークを開催し、いずれの回も多数の参加者を迎え、好評を博した。
関連事業
作家によるギャラリートーク
1月12日(土)樂吉左衞門氏
1月19日(土)江里佐代子氏
1月26日(土)村山明氏
2月2日(土)小林尚美氏、小林正和氏
2月9日(土)深見陶治氏
いずれも午後2時より
主な新聞記事
読売新聞
1月10日(木)・・・「鑑賞 工芸作家6人展 県立美術館」
中日新聞
1月17日(木)・・・「樂吉左衞門《焼貫黒樂茶碗 ”吹馬”》」生田ゆき
1月24日(木)・・・「村山明《欅拭漆盤》」生田ゆき
1月31日(木)・・・「深見陶治《遥カノ景<空ヘ>》」生田ゆき
2月7日(木)・・・「小林正和《White Nebura #005》」生田ゆき
京都新聞
1月26日(土)・・・アート遠近「相次ぐ京都の工芸の展覧会」太田垣 實