【館勝生展】
7月21日(土)~ 9月16日(日)
(県民ギャラリー)
【主催】…三重県立美術館+(財)岡田文化財団
【担当】…石崎勝基
◎三重県立美術館では、県民ギャラリーの空間を用いて、三重・東海地方ゆかりの美術を、何らかのテーマを設けて紹介する展覧会を開催してきたが、2001年度には中堅世代の仕事として、三重県桑名市出身の館勝生の作品を紹介した。
◎館勝生は、1964年三重県桑名市に生まれ、1987年に大阪芸術大学芸術学部美術学科を卒業する前後から、大阪を中心に関西、関東、東海圏などで広くその活動を問うてきた。彼の作品はその初期以来、油彩画という枠を守りながら、キャンヴァスの白いひろがりと、時に激しい筆致を残し、時に薄く流れる色彩とが、さらに闇と光、イメージと空間とが交渉しあうことで、何かが現われるとも消えいるともつかぬ、特異な生動感をはらんだ世界を展開している。
◎今回の展覧会では、こうした館勝生の近・新作および、その前段階にあたる時期の作品12点を紹介した。
主な新聞記事等
中日新聞
7月26日…「館勝生『jasper stone』(美術館だより)」石崎勝基
8月2日…「館勝生『gold that has been tasted in the fire』(美術館だより)」石崎勝基
8月9日…「館勝生『my first defense Ⅱ』(美術館だより)」石崎勝基
8月16日…「館勝生『her crimes Ⅱ』(美術館だより)」石崎勝基
会場風景