年報2024年度版 【調査・研究】
A. 論文等
速水豊「シュルレアリスムと「日本的なもの」をめぐって」（『シュルレアリスムと日本』展図録、2024年1月発行）
坂本龍太「三重県立美術館のスペイン美術コレクション」（『果てなきスペイン美術―拓かれる表現の地平』図録、2024年5月発行）
高曽由子「「つくる」、「つくらない」、「できてくる」まで」（『特集展示 植松永次 ―土と火』リーフレット、2024年9月発行）
村上敬「岡寺山継松寺所蔵 増山雪斎筆《花鳥図》に関する詩論―『邊氏画譜』を手がかりに―」（『三重県立美術館研究論集』第6号、2024年11月発行）
高曽由子「研究ノート：柳原義達《犬の唄》連作における表現の変遷」（『三重県立美術館研究論集』第6号、2024年11月発行）
B. 図録編集等
【刊行物一覧】のページを参照。
C. 作品解説等
【刊行物一覧】のページおよび【展覧会について】各企画展のページ中の「主な新聞記事等」の欄を参照。
1. 『Hill Wind』（美術館ニュース）
『Hill Wind 55』 2024年9月5日発行
橋本三奈「石原秀雄《暗室の王》にみる光と影」
坂本龍太「続々発見！木下富雄の水彩画」
原舞子［クローズアップ・コレクション］「柳原義達《風の中の鴉》」
道田美貴「休館のおしらせ」
村上敬「表紙解説 「知っておきたい 三重県の江戸絵画」展より」
『Hill Wind 56』 2025年3月19日発行
高曽由子「『集団DAC』と四日市」
鈴村麻里子「『学校美術館』今昔」
村上敬「珍品発見！岡田米山人《山水図》」
原舞子「表紙解説 「ルックバック：近代 洋画」展より」
2. 『中日新聞』（三重版）「美術館だより」
原舞子「鹿子木孟郎《ノルマンディーの浜（習作）》」2024年4月6日付
村上敬「横山操《瀟湘八景》」2024年4月20日付
速水豊「福沢一郎《他人の恋》」2024年4月27日付
速水豊「三岸好太郎《海と射光》」2024年5月4日付
速水豊「飯田操朗《婦人の愛》」2024年5月18日付
速水豊「靉光《眼のある風景》」2024年5月25日付
速水豊「平岡潤《デカルコマニー》」2024年6月1日付
速水豊「浅原清隆《多感な地上》」2024年6月15日付
速水豊「北脇昇《周易解理図》」2024年6月22日付
速水豊「岡本太郎《憂愁》」2024年6月29日付
橋本三奈「多田美波《曙》」2024年7月6日付
坂本龍太「カレーニョ・デ・ミランダ《聖アンナ、聖ヨアキム、洗礼者聖ヨハネのいる聖母子》」2024年7月20日付
坂本龍太「カルメン・カルボ《ボデゴン（静物）》」2024年7月27日付
高曽由子「植松永次《乾き》」2024年8月3日付
坂本龍太「トラルバの画家《洗礼者聖ヨハネ》」2024年8月17日付
坂本龍太「サルバドール・ダリ《海の皮膚を引きあげるヘラクレスがクピドをめざめさせようとするヴィーナスにもう少し待って欲しいと頼む》」2024年8月24日付
高曽由子「植松永次《森の青空》」2024年8月31日付
坂本龍太「ホセ・グティエレス・ソラーナ《軽業師たち》」2024年9月7日
坂本龍太「作者不詳《慈悲の聖母》」2024年9月21日付
坂本龍太「フランシスコ・デ・ゴヤ《〈妄〉 几帳面の妄》」2024年9月28日付
原舞子「柳原義達《道東の四季・秋》」2024年10月5日付
村上敬「増山雪斎《黄蜀葵に翡翠図》」2024年10月19日付
原舞子「柳原義達《風の中の鴉》」2024年10月26日付
橋本三奈「浅野弥衛《作品》」2024年11月2日付
村上敬「曾我蕭白《松鷹図（旧永島家襖絵）》」2024年11月16日付
原舞子「柳原義達《しゃがむ女》」2024年11月23日付
村上敬「増山雪斎《老松梟鳥図》」2024年11月30日付
原舞子「関根正二《天使（断片）》」2024年12月7日付
坂本龍太「ルドルフ・ブレスダン《鹿のいる聖母子》」2024年12月21日付
橋本三奈「中村彝《髑髏のある静物》」2024年12月28日付
高曽由子「中澤弘光、杉浦非水《みだれ髪歌がるた》」2025年1月18日付
鈴村麻里子「オノレ・ドーミエ『古代史』より「エンデュミオン」」2025年1月25日付
村上敬「岡田米山人《水亭幽居図》」2025年2月1日付
原舞子「岩橋教章《鴨の静物》」2025年2月15日付
鈴村麻里子「アンリ・ド・トゥルーズ＝ロートレック《ムーランルージュのイギリス人》」2025年2月22日付
橋本三奈「正宗得三郎《ヴェトイユの春》」2025年3月1日付
高曽由子「橋本平八《俳聖一茶》」2025年3月15日付
原舞子「松本竣介《建物》」2025年3月22日付
坂本龍太「フランシスコ・デ・ゴヤ《妄》〈馬鹿者たちの妄〉」2025年3月29日付
友の会だより
村上敬「表紙の作品解説 増山雪斎《猫図》」『Hill Friends』121号、2024年9月30日発行
原舞子「表紙の作品解説 松本竣介《建物》」『Hill Friends』122号、2025年3月28日発行
5. M News（三重県総合文化センター情報誌）
坂本龍太「ゴヤ、ダリ、ピカソだけじゃない。スペイン美術の魅力！」146号、2024年6月発行
高曽由子「伊賀市在住の現代美術家による、「土」の作品展！」146号、同上
村上敬「幻の肖像画、89年ぶりの公開！」147号、2024年9月発行
原舞子「彫刻家の創作の背景に迫る」147号、同上
橋本三奈「休館中の保存修復室をちょこっとご紹介！」148号、2024年12月発行
原舞子「近代日本をルックバック！」149号、2025年3月発行
D. その他の活動
速水豊
１.執筆など
・「資料収集という課題―県立美術館を例に」『三重県博物館協会50周年誌』三重県博物館協会、2024年
・「美術館問題（９）地方美術館の問題」『美術の窓』491号、2024年8月号
・講演採録「シュルレアリスムと福沢と日本の前衛」『福沢一郎記念館NEWS』60号、2024年10月17 日
2. 講師など
・スペイン・ラテンアメリカ美術史研究会 講演 於：上智大学
「サルバドール・ダリと日本――昭和戦前期のシュルレアリスム受容において」2024年4月20日（土）
・「福沢一郎にとってシュルレアリスムとは何だったのか」展 講演会 於：福沢一郎記念
「シュルレアリスムと福沢と日本の前衛」2024年5月25日（土）
・「ダリ版画展」特別講演会 於：長野県立美術館
「ダリ、シュルレアリスムと日本」2024年8月3日（土）
・都道府県立美術館副館長等事務責任者会議 講演会 於：三重県立美術館
「日本の公立美術館がめざすもの」2024年10月17日（木）
3. 委員など
・三重県博物館協会監事
・伊勢型紙技術保存会参与
・四日市市立博物館資料委員会委員
・「芭蕉×ART」展（伊賀市）審査員
・名古屋市美術館資料収集会議委員
・愛知芸術文化センター運営会議美術館専門委員会委員
・愛知県美術館美術品収集委員会委員長
・愛知県芸術文化選奨選考委員
・国立国際美術館美術作品購入寄贈選考委員会委員
・和歌山県美術展覧会審査員
・鳥取県美術資料収集評価委員会委員
・広島県立美術館美術品等収集評価委員会委員
・愛媛県美術品等収集評価委員会委員
・北九州市立美術館協議会委員
・全国美術館会議理事および地域美術研究部会長
・倫雅美術奨励賞選考委員
・芸術文化振興基金運営委員会専門委員
道田美貴
1. 委員など
・鈴鹿市文化財保存活用地域計画協議会構成員
・四日市市文化財保護審議会委員
・伊勢市美術展覧会運営委員
原舞子
１．執筆
・「モンペエ会と小林研三」『生誕百年 小林研三—モンペエ会と桑名のアートシーン—』図録 桑名市博物館 2024年10月12日発行 63～69頁
2、講師、発表等
・熊野市民大学第２回講座「芸術を生活として—西村伊作と小林清栄」 熊野市文化交流センター 2024年7月27日
3. 委員など
・伊賀市美術博物館基本計画策定業務委託プロポーザル審査委員会審査員
・四日市市美術展覧会洋画部門審査員
・豊田市民美術展洋画部門審査員
・勢州久居ART RISE 2025審査員
4．活動、所属
・全国美術館会議地域美術研究部会
鈴村麻里子
１．執筆等
・記事等執筆
「アクセス・プログラムの企画運営をめぐって」『国立国際美術館ニュース』254号、2024年9月、2～3頁
「（実例）誰もが利用しやすい、誰かと出会える美術館―三重県立美術館―」『博物館教育論 第2版 学芸員の現場で役立つ基礎と実践』（黒澤浩編著）、講談社、2025年、100～103頁
「潜在的利用者への情報提供――『三重県立美術館ソーシャル・ガイド』と「はじめて来館する方のための来館ガイド」」『博物館研究』59巻12号（通号679号）、2024年12月、10～13頁
・メールマガジン執筆
「広がるアウトリーチ――新たな場所での取組」『美術による学び研究会メールマガジン』539号、2024年9月8日
「共生社会推進のために――新事業の進捗報告」『美術による学び研究会メールマガジン』559号、2025年2月9日
２．講師、発表等
・講師
長崎県美術館スタッフ研修 於：長崎県美術館ホール
「誰もが利用しやすい美術館とは」
2024年6月21日（金）15:45～16:45
・スピーカー
三菱一号館美術館 「MUSEUM for ALL」座談会 於：3×3 Lab Future
第一回 「美術館のバラバラな楽しみ方を知る」編
2025年1月24日（金）18:30～20:00
第二回 「ルールを考える」編
2025年2月28日（金）18:30～20:00
３．活動、所属
全国美術館会議教育普及研究部会幹事
ユニバーサル・ミュージアム研究会
村上敬
高曽由子
1. 執筆
・作家解説（柳原義達） アートプラットフォームジャパン 日本アーティスト事典（https://artplatform.go.jp/ja/artists/A2004）
・「近代美術の顕彰」『ZENBI 全国美術館会議機関誌』27号、2025年
2. 講師
・ギャラリートーク「伊賀における活動」2024年4月20日 於：伊賀市ミュージアム青山讃頌舎「日根野作三展 地元に残したモノ」
坂本龍太
１．執筆
・「聖具室装飾としてのスルバラン作ラス・クエバス三部作」（博士学位申請論文）
・「その後の須田国太郎 ルイス・デ・モラーレスへの眼差し」『視覚の現場』第11号、2024年9月6日発行、10～11頁
橋本三奈
１．執筆
・「浅野弥衛－刻まれた線と点に魅せられて」『視覚の現場』第12号、2025年3月15日発行、12～13頁
２． 講習会・研修
・令和６年度 博物館・美術館等保存担当学芸員研修（基礎コース）受講
［主催：独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所］於：黒田清輝記念館
研修期間：2024年7月29日～8月2日
３． 活動、所属
・全国美術館会議保存研究部会