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美術館 > 刊行物 > 年報 > 2022年度版 > 年報2023年度版 企画展 洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち

 

年報2023年度版 企画展  藤島武二没後80年 鹿子木孟郎生誕150年 洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち

2024年1月27日(土)-4月14日(日)
開催日数 68日間(内覧会日をのぞく)
 
【会場】 三重県立美術館 企画展示室1-4室
【主催】 三重県立美術館 朝日新聞社
【助成】 公益財団法人岡田文化財団 公益財団法人三重県立美術館協力会
【協力】 三重県立津高等学校 三重県立津高等学校同窓会 学校法人高田学苑
 
【図録・印刷物デザイン】 宮西英洋(ライブアートブックス)
【担当】 原舞子(展覧会企画、運営) 高曽由子(展覧会運営)
【入館者数】6,288人(有料3,559人、無料[高校生以下含む]2,729人)
 

展覧会の概要

 明治20年代から30年代にかけて、のちに近代美術史に名を残す藤島武二、鹿子木孟郎、赤松麟作らが図画教師として三重に赴任し、それぞれの影響や足跡をこの地に残した。彼ら洋画家たちは三重という〈停車場〉(=プラットフォーム)から旅立ち、藤島は東京で、鹿子木は京都で、赤松は大阪でそれぞれ洋画家として活動し、また各地で後進を育てて教育者としても活躍した。彼らが画家として過ごした青年時代は、油彩画が「洋画」と呼ばれながら日本の美術として根づいていく時期にそのまま重なり、まさに「洋画の青春」と呼ぶにふさわしく活力に満ちた作品が次々と生み出された。
 1982(昭和57)年に開館した当館は、洋画と呼ばれる近代日本の油彩画をコレクションの収集方針のひとつに掲げて、収集・調査研究活動を行い、開館以来40年以上にわたり洋画や洋画家に焦点をあてた展覧会を数多く開催してきた。本展では、当館にとり重要な位置を占める洋画をテーマに据え、三重にゆかりのある洋画家たちの画業を振り返るとともに、明治期の三重の美術状況や美術教育について、当館所蔵および全国各地の美術館等が所蔵する作品と資料約90点により紹介した。

 

会場風景

洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち 2023年度
洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち 2023年度
洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち 2023年度
洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち 2023年度

 

会期中のイベント

記念講演会「《津の停車場(春子)》から始まった―明治洋画研究の「青春」」

講師:児島薫(実践女子大学文学部美学美術史学科教授)
日時:2024年3月3日(日)午後2時-午後3時30分
会場:美術館講堂
参加者:61人

ウォーキング「春分の日・津のまち歩き」

本展覧会で紹介する洋画家たちゆかりの場所を参加者とともに歩いてめぐるツアー。約2時間、約4キロの行程を想定して実施したが、荒天のため、ツアーの途中で終了した。

日時:2024年3月20日(水祝) 午後1時30分-午後2時(荒天のため、途中で終了)
案内人:原舞子(三重県立美術館学芸員)
同行者:高曽由子、鈴村麻里子、坂本龍太(以上は学芸普及課職員)、田口幸代(総務課職員)
参加者:19人

担当学芸員によるギャラリートーク
講師:原舞子
①2024年2月11日(日祝)午後2時-午後2時30分
会場:企画展示室第2室
参加者:29人
②2024年3月16日(土)午後2時-午後2時30分
会場:企画展示室第3室
参加者:33人
 

主な記事

新聞記事

「洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち」『朝日新聞』 2024年1月8日
「明治の油彩に焦点「洋画の青春」展」『朝日新聞』 2024年1月27日
「美術館だより 「津の停車場(春子)」鹿子木孟郎」『中日新聞』(三重版) 2024年1月27日
「美術館だより 「夜汽車」赤松麟作」『中日新聞』(三重版) 2024年2月3日
「美術館だより 「造花」藤島武二」『中日新聞』(三重版) 2024年2月17日
「美術館だより 「池畔納涼」藤島武二」『中日新聞』(三重版) 2024年3月16日
「美術館だより 「植物園」大八木一郎」『中日新聞』(三重版) 2024年3月23日
「美術館だより 「春日之森」福原霞外」『中日新聞』(三重版) 2024年3月30日
「美術館だより 「ノルマンディーの浜」鹿子木孟郎」『中日新聞』(三重版) 2024年4月6日 

雑誌

寺久保文宣「「洋画の青春」と「日本洋画の心」探訪 前編」『文化展望』第84・85号合併号 発行:フィネス 2024年3月29日 
寺久保文宣「「洋画の青春」と「日本洋画の心」探訪 後編」『文化展望』第86号 発行:フィネス 2024年6月30日 

ウェブ記事

美術展ナビ 【レビュー】「洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち」 ~三重という停車場(プラットホーム)に降り立った洋画家たちの足取りを追う~ 三重県立美術館で4月14日まで
https://artexhibition.jp/topics/news/20240306-AEJ1903304/
 

主な放映・放送

「三重の若き画家たち 三重県立美術館で企画展」三重テレビ放送 2024年1月30日放映
日曜美術館アートシーン 2024年3月24日放映
エフエム三重「ゲツモク!」2024年2月20日 午後6時22分-午後6時32分 出演 原舞子
 

展覧会開催時のページ

 

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