年報2018年度版 特集展示 柳原義達―ブロンズ彫刻と原型展
2018年12月11日(火)~2019年3月24日(日)(実質開催日数 80日間)
【会場】三重県立美術館 柳原義達記念館
【主催】…三重県立美術館
【助成】…柳原操基金、公益財団法人三重県立美術館協力会
【広報印刷物デザイン】…有限会社プラネッツ
【担当】…田中善明、太田聡子
【入館者数】3643人(有料:1725人 無料:1918人)
展覧会の概要
戦後日本の具象彫刻を代表する作家である柳原義達。2002 年、柳原義達から 72点のブロンズ作品の寄贈を受け、その後、主要な作品の原型もあわせてご遺族より寄贈いただき、ブロンズ作品を中心にこれまでも柳原義達記念館で展示をしてきた。しかし、原型作品の中には保存状態がよくないものが多数あり、展示可能な状態へと修復する作業を 4 か年かけておこない、その完成を記念して展覧会が開催された。今回の展示では、ブロンズ彫刻を制作する過程で生まれる原型と、完成作であるブロンズ作品を並べて紹介することで、原型の魅力を示すと同時にブロンズ作品を見直す契機を提示することができた。また、原型を理解するために必要不可欠なブロンズ彫刻の制作過程を紹介する試みも行った。
会場風景
主な記事
中日新聞
2018.12.23 『美術館だより 柳原義達「高瀬さんの首」』(太田聡子)
2019.1.27 『美術館だより 柳原義達「道標・鳩」』(太田聡子)
夕刊三重
2019.1.5 「柳原義達 ブロンズ彫刻と原型」