リニューアルオープンから1年、再び冬がめぐってきました。古より日本人は移ろいゆくものに心魅かれる傾向が強く、その最たるものが循環する季節と刻々と移りゆく時世のようです。これらは相俟って日本の絵画に欠くことのできないテーマにもなりました。馴染み深い作品と繰り返し対するコレクション展と新しい作品と出会う企画展ーこの2つの展覧会には、いつの時代もひとびとの心を捉えて離さない季節と時世にほんの少し共通点があるように感じるのですが・・・いかがでしょう。(Mm) |
2004年12月17日発行 表紙 |
下栄子「三重の子どもたち展 はっしん!今・・・わたし」 p1 |
石崎勝基「吉本作次展」 p2 |
田中善明「館蔵品から6 安井曾太郎《静物》」 p3 |
毛利伊知郎「追悼ー柳原義達さん」 p4 |
那須賢輔「美術館のあそびかた~創作ひろば~」 p5 |
東俊郎「美術館発見記6 ライトコート」 p6 |