学校による利用例の紹介
博物館での主な学校向け対応メニュー
基本的なプログラム
○博物館職員による館内説明(5分から10分程度)
学習目的に応じて職員が博物館の概要などをガイダンスします。
○映像展示の鑑賞(20分程度)
時間と学習目的などに応じて、鑑賞する映像をお選びください。映像展示室(定員80名程度)での定時上映のほか、必要に応じて臨時上映も可能です。また、講堂(定員128名)での臨時上映も可能です。
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「斎王群行」 わずか10歳の斎王が都から伊勢へと向かう様子を再現したメイン映像 (18分)
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「今よみがえる幻の宮」 発掘調査の成果と平安時代の斎宮の再現映像で構成 (13分)
○展示室の見学(20分から60分程度)
常設展示室は、斎王の制度や生活を紹介する展示室1と発掘調査の成果を紹介する展示室2で構成されます。
展示室1では、斎王や斎宮だけでなく、平安時代の貴族の生活を学習することも可能です。
展示室2では、土器復元パズルやタッチパネル式の斎宮の復元コンピュータグラフィックスなど、ゲーム感覚で学習できるコーナーもあります。クイズ形式の学習シート(3種類)を利用しての見学がおすすめです。
特別展示室で企画展等を開催している期間は、学習目的・展示内容に応じて、展覧会の見学をスケジュールへの組み入れをご検討ください。なお、特別展等、一部の有料展については、観覧料免除申請(三重県内の学校が対象)が必要です。
テーマ学習プログラム
○博物館講堂での解説(20分から60分程度、定員128名)
斎宮の歴史や文学、斎宮跡の発掘調査など、学習目的に応じたテーマで、学芸員が解説します。
○バックヤード見学(30分から45分程度)
学芸員の案内により、整理室(出土した土器の整理作業室)や収蔵庫など、博物館内の諸施設を見学して、考古学や博物館の仕事を学習することができます。
学校による利用例の紹介
ここでは、ご計画の参考材料として、主な利用例を紹介します。
見学中心の基本プラン
職員による簡単な概要説明と学習シートを使った展示見学・体験などメインに、博物館と体験館、史跡公園をまんべんなく巡る見学主体の基本的なプランです。
《日程例》
10時00分 | <斎宮駅 → 徒歩(約20分) |
10時30分 | 博物館 職員による概要説明(10分) → 映像「斎王群行」鑑賞(20分) → 学習シートで展示見学(50分) |
11時50分 | ふるさと芝生広場 昼食・リクリエーション(60分) →徒歩(約20分) |
13時10分 | 10分の1史跡全体模型(斎宮跡歴史ロマン広場)見学(20分) |
13時30分 | いつきのみや歴史体験館 見学・体験(40分)→徒歩(約5分) |
14時30分 | 斎宮駅 |
テーマ学習プラン
「考古学に親しむ」や「平安時代の歴史文化」など、教科学習と連動した学習テーマで実施する利用プランです。
《日程例》 「考古学に親しむ」
10時00分 | 斎宮駅 →徒歩(約20分) |
10時30分 |
博物館 ガイダンスと映像「斎王群行」鑑賞 講堂(30分) →学習シートで展示見学(30分) →バックヤード見学(40分) ※映像鑑賞の代わりに発掘調査の進め方などの解説も可能です。 |
12時10分 | ふるさと芝生広場 昼食(50分) →徒歩(約15分) |
13時15分 | 10分の1史跡全体模型(斎宮跡歴史ロマン広場)見学(20分) →徒歩(約10分 発掘現場により所要時間が異なります。) |
13時45分 | 発掘現場の見学(30分 ※発掘調査期間中のみ) →徒歩(約15分 発掘現場により所要時間が異なります。) |
14時30分 | 斎宮駅 |
《日程例》「平安時代の歴史文化」
いつきのみや・j体験館での平安文化体験に重点をおいたメニュー
10時00分 | 斎宮駅 →徒歩(約5分) |
10時10分 | いつきのみや歴史体験館 職員による概要説明(5分) → 平安時代のあそび(盤双六)体験(30分) →自由見学(30分) →平安時代の装束体験(代表者一人)(11:15から約30分) →徒歩(約20分) |
12時10分 | ふるさと芝生広場 昼食(50分) |
13時00分 | 斎宮歴史博物館 職員による概要説明(10分) →映像「斎王群行」鑑賞(20分) →学習シートで展示見学(30分) →徒歩(約20分) |
14時30分 | 斎宮駅 |