年間行事
※ 日程や催事名等は、やむをえない事情により変更となる場合があります
※ 掲載の情報は 令和6年3月12日(火曜)現在 の計画です
※ ご利用の際は、最新の情報をご確認ください。
特別展
海の祈り-海浜の神社と伊勢神宮- 終了しました
令和5年10月7日(土曜)から11月26日(日曜)まで
※ 有料の展覧会です(ただし、高校生以下は無料です)
概要 | 島国である我が国において、人やモノ、文化などの交流、移動は、古くから海路を介することで行われていました。海路による交流や移動は、私たちの想像を超える困難を伴うものであったことは、さまざまな歴史資料などからも想像するに難くありません。世界遺産「神宿る島」宗像(むなかた)・沖ノ島と関連遺産群や八代(やつしろ)神社(三重県鳥羽市)「伊勢神島祭祀遺物」などに見られるように、人々が航海の無事や安全などを神々に祈願していたことは自然な流れでしょう。 この特別展では、これらの遺産や遺物をはじめ、明治時代初めまで行われていた伊勢神宮の贄海神事(にえうみしんじ)に関する資料などから人知の及ばぬ存在に対する畏怖や地域の歴史、神々への日々の安寧を願う想い、感謝の気持ちを表す祭祀や風習などを紹介します。 |
『神都名勝誌』 巻五 贄海神事御贄取之図 明治 28 年(1895) 斎宮歴史博物館蔵 |
日時 | 令和5年10月7日(土曜)から11月26日(日曜)まで | |
主な 展示資料 |
◎は重要文化財 沖ノ島祭祀遺跡出土品 雛形紡織機たたり(複製) 2点 現代 国立歴史民俗博物館蔵 変形方格規矩鏡(複製) 1点 現代 国立歴史民俗博物館蔵 三彩釉陶器(複製) 2点 現代 国立歴史民俗博物館蔵 ◎鉄獅噛文金銅象嵌鍬形 1点 平安時代後期 八代神社蔵 ◎海獣葡萄鏡 1点 奈良時代 八代神社蔵 菅島灯台模型 1点 現代 鳥羽市立海の博物館蔵 海女関係資料 一括 近代 鳥羽市立海の博物館蔵 日本総社津島牛頭天王瑞籬内外之図 1点 江戸時代後期 津島市立図書館蔵 津島祭礼図屏風(複製) 八曲一双 現代 津島市・愛西市蔵 (原本は大英博物館所蔵・江戸時代) 高松宮伝来禁裏本 伊勢大神宮禰宜儀式帳 1冊 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵 等由気大神宮儀式帳 1冊 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵 寺参船図(青峯山正福寺奉納絵馬) 1点 明治14年(1881) 青峯山正福寺蔵 海難絵馬(青峯山正福寺奉納絵馬) 1点 大正7年(1918) 青峯山正福寺蔵 神都名勝誌 巻五 1冊 明治28年(1895) 斎宮歴史博物館蔵 贄海神事関係文書 一括 明治時代 個人蔵 |
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主催 | 斎宮歴史博物館 | |
後援 | 朝日新聞社 中日新聞社 日本経済新聞社津支局 毎日新聞社 夕刊三重新聞社 読売新聞社 NHK津放送局 中京テレビ放送株式会社 CBCテレビ 東海テレビ放送株式会社 三重テレビ放送株式会社 メ~テレ 三重エフエム放送株式会社 近畿日本鉄道株式会社 |
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助成 | 公益財団法人 岡田文化財団 | |
特別協力 | 船の科学館「海の学びミュージアムサポート」
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協力 | 鳥羽市立海の博物館 三重県民共済生活協同組合 鳥羽海上保安部 |
企画展等
令和5年度 春季企画展「花愛づる人びと-歌と宴と-」 終了しました
令和5年3月26日(日曜)から5月14日(日曜)まで
概要 | 日本には、春は桜、夏は朝顔というように、四季を通じて様々な花が咲いています。花は見た目の美しさによって、観賞はもとより、和歌や絵画の題材になるなど、古くからいろいろなかたちで愛でられ、人びとの暮らしに彩りを添えてきました。 本展では、和歌と宴に注目して、花を愛でる文化を紹介します。あわせて、斎宮で詠まれた和歌をヒントに、平安時代に斎宮を彩った花についても紹介します。 |
源氏物語絵巻 斎宮歴史博物館蔵
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主な 展示資料 |
【全期間】 三十六歌仙図画帖 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵 北野天神縁起(模本) 明治時代 京都市立芸術大学芸術資料館蔵 源氏物語絵巻 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵 類聚雑要抄図巻 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵 四季草花花籠蒔絵提重 江戸時代 株式会社赤福蔵 斎宮女御集 室町時代 斎宮歴史博物館蔵 夫木和歌抄 江戸時代 名古屋市蓬左文庫蔵 【前期】 菅家文草 江戸時代 名古屋市蓬左文庫蔵 春秋草花図下絵三十六歌仙図色紙貼交屏風[土佐光起画] 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵 時代風俗図屏風[桑名市指定文化財] 江戸時代 桑名市博物館蔵 【後期】 十二カ月図屏風[月岡雪鼎画] 江戸時代 滋賀県立琵琶湖文化館蔵 屏風「桜狩」[帆山花乃舎画] 江戸末~明治時代 桑名市博物館蔵 |
夏季企画展 斎宮・常設展示室Ⅲ その③「斎宮寮」 終了しました
令和5年7月8日(土曜)から9月3日(日曜)まで
■展示解説シート集「斎宮・常設展示室Ⅲ 斎宮寮」(26MB)■展示解説シート集「斎宮・常設展示室Ⅲ 斎宮寮」(3.4MB)
概要 | 常設展示室Ⅰの展示トピックをさらに掘り下げる、第三の常設展示室が特別展示室に夏季期間限定で オープンします。今年度は、令和4年度に続く第3弾として、「斎宮寮(さいくうりょう)」を取り上 げます。伊勢・斎宮の地で暮らす斎王を支えた役所「斎宮寮」、その成立から組織、運営、研究史に至 るまで、文献や絵画などの資料により、様々な角度から詳しくご紹介します。 |
銅印「斎宮之印」(模造) 斎宮歴史博物館蔵
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主な 展示資料 |
続日本紀 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵 斎宮跡出土奈良三彩陶器片 奈良時代 斎宮歴史博物館蔵 銅印「斎宮之印」(模造) 現代 斎宮歴史博物館蔵 斎宮跡出土円面硯 奈良~平安時代 斎宮歴史博物館蔵 延喜式 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵 斎宮跡出土墨書土器 平安時代 斎宮歴史博物館蔵 秋草図下絵三十六歌仙図色紙貼交屏風 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵 伊勢物語絵巻 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵 斎宮跡出土ひらかな墨書土器 平安時代 斎宮歴史博物館蔵 斎宮跡出土緑釉陶器 平安時代 斎宮歴史博物館蔵 斎宮次第伝 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵 伊勢斎宮記 江戸時代 斎宮歴史博物館蔵 斎宮寮考証 江戸時代 神宮文庫蔵 斎宮寮廃蹟考 江戸時代 神宮文庫蔵 |
※左右にフリックすると表がスライドします。*Flick left and right and the table slides.
ページトップへ戻る第42回 三重県埋蔵文化財展「ようこそ 三重の土偶パラダイス」 終了しました
令和5年12月9日(土曜)から令和6年1月14日(日曜)まで
※ 主催は、三重県埋蔵文化財センターです
※ この展覧会についてのお問い合わせは、
三重県埋蔵文化財センター活用支援課(TEL 0596-52-7034)までお願いします
概要 | 日本列島の中央部に位置する三重県は、東西文化の結節点でもあり、縄文文化が花開いた地域でもありました。なかでも松阪市で発見された天白遺跡から、縄文時代後・晩期のまつりに関わる遺構や遺物が大量に見つかり、令和5年6月に出土品が国重要文化財の指定を受けました。今回はこのことを記念し、『ようこそ 三重の土偶パラダイス』と題して、天白遺跡の多量の土偶をはじめ、日本最古の粥見井尻遺跡(松阪市)、相谷熊原遺跡(滋賀県東近江市)から出土した土偶など、三重県や近隣府県の土偶にスポットを当てて、縄文時代のまつりについて解説します。 |
天白遺跡(松阪市)出土 土偶・岩偶 (三重県所蔵) |
主な 展示資料 |
◎は重要文化財 ○は県指定文化財 ◎天白遺跡出土土偶および出土品(三重県所蔵) ○相谷熊原遺跡出土土偶(滋賀県所蔵) ○粥見井尻遺跡出土土偶(三重県所蔵) 神並遺跡出土土偶(東大阪市所蔵) 佐八藤波遺跡出土岩偶(個人所蔵) 大鼻遺跡出土土偶(三重県所蔵) 下沖遺跡出土土偶・岩偶(松阪市所蔵) 森添遺跡出土土偶(度会町教育委員会所蔵) 下川原遺跡出土土偶(名張市教育委員会所蔵) |
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主催 | 三重県埋蔵文化財センター | |
共催 | 斎宮歴史博物館 |
※左右にフリックすると表がスライドします。*Flick left and right and the table slides.
ページのトップへ戻る第20回 松阪・紀勢界隈まちかど博物館企画展 終了しました
令和6年1月20日(土曜)から2月4日(日曜)まで
斎宮歴史博物館が所在する松阪紀勢地域には、現在29のまちかど博物館があり、毎年統一テーマを決めて、博物館の特別展示室を会場に企画展を開催しています。今回のテーマは「創(つくる)」です。展示を通して、多様で豊かな自然と歴史・文化に育まれたこの地域で活躍しているまちかど博物館の魅力を広く伝えます。
※ 詳細内容については、松阪・紀勢界隈まちかど博物館運営協議会へお問い合わせください
主催 | 松阪・紀勢界隈まちかど博物館運営協議会 斎宮歴史博物館 |
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問い合せ先 | 松阪・紀勢界隈まちかど博物館運営協議会事務局 飯南局舎 和み(いいなんきょくしゃ なごみ) 館長 垣本和美(かきもとかずみ) 電話:090-5004-6916 |
エントランス無料企画展示「逸品」(全4回)
詳細内容は決まり次第掲載します
斎宮歴史博物館所蔵する貴重な資料1点1点がもつストーリーを紹介します。
※ 無料の展覧会です
チラシは こちら
令和5年度【第4回】 平安時代の食事と器(うつわ) NEW
概要 | 今から約1000年前、紫式部が活躍した平安時代には、どのような食事の風景がみられたでしょうか。斎宮跡で出土した平安時代の食器類(土器や陶器)から、当時の人びとの日常の姿を探ります |
日時 | 令和6年3月19日(火曜)~ 5月19日(日曜) 9時30分~17時(ただし入館は16時30分まで) |
休館日 | 月曜 ※ 令和6年4月29日(月曜)は開館は休館します ※ 令和6年5月6日(月曜)は開館、翌7日(火曜)は休館します |
会場 | エントランスホール |
観覧料 | 無料 ※ 常設展等の観覧には別途観覧料が必要 |
令和5年度【第3回】 ミニ竈(かまど)と竈神(かまどがみ) 開催中
概要 | 「小型模造品」と呼ばれるミニチュア品は、祭祀の道具とされており、斎宮跡では様々なうつわの模造 品が出土しています。展示品の「竈(かまど)・甑(こしき)・甕 (かめ)」は、炊爨具(すいさん ぐ)を造形にしたもので、本来はセットで使用される土器を模した品々です。古代の中国では、竈神(かまどがみ)は畏れられる神と信じられており、こうした信仰が日本へ伝わったとみられています。奈良から平安時代の斎宮では、どのような場面でこれらが用いられたのか、祭祀の一端を紹介します。 |
日時 | 令和5年12月23日(土曜)~ 令和6年3月17日(日曜) 9時30分~17時(ただし入館は16時30分まで) |
休館日 | 月曜 ※ 令和6年1月 8日(月曜)は開館、翌 9日(火曜)は休館します ※ 令和6年2月12日(月曜)は開館、翌13日(火曜)は休館します 令和5年12月29日(金曜)~令和6年1月3日(水曜) |
会場 | エントランスホール |
観覧料 | 無料 ※ 常設展等の観覧には別途観覧料が必要 |
令和5年度【第2回】 博物館学芸員をめざす学生たちが企画した展示です! 終了しました
概要 | 学芸員資格の取得をめざして当館で博物館実習を行う学生たち(6大学6名)が企画と展示を行います。展示作業は、8月22日(火曜)から26日(土曜)までの5日間にわたる実習の仕上げとして実施します。 今回は、次の3つの館蔵レプリカ(複製)資料から学生たちが1点を選んで展示します。「画文帯神獣鏡(がもんたいしんじゅうきょう)」は、鳥羽市神島の八代神社(やつしろじんじゃ)に伝わる古墳時代の銅鏡です。「瓦経(かわらきょう)」は、伊勢市にある小町塚経塚(こまちづかきょうづか)から出土した経典が刻まれた瓦で、極楽往生への願いが託されました。「塼仏(せんぶつ)」は、名張市の夏見廃寺(なつみはいじ)から出土した仏の姿をレリーフ状にあらわした焼き物です。実習を通して展示する資料を決めます。 |
期間 | 令和5年8月27日(日曜)~12月22日(金曜) |
令和5年度【第1回】 斎宮の絵馬 終了しました
概要 | 室町時代以来、斎宮の東端の絵馬の辻では、大晦日に絵馬を掛け替えるという神事がありました。その起源はよくわかっていませんが、おそらく斎宮のあった頃以来、近代まで続いていた風習だと考えられます。この儀礼を取り上げた能「絵馬」では、掛け替えるのは神様で、絵馬に描かれているのが白馬だと翌年は晴天が多く、黒馬だと雨天が多いとされています。 この展示では、「絵馬」の謡本(うたいぼん)と能面を展示し、「斎宮世ためしの絵馬」と呼ばれ、占いとしても有名だった、斎宮の失われた神事についてご紹介します。 |
期間 | 令和5年5月23日(火曜)~ 8月25日(金曜) |
令和4年度【第4回】 Made in 明和町-江戸時代の土器づくり- 終了しました
概要 | 史跡斎宮跡の史跡西部、中垣内地区で令和元年度に実施した第197次調査では江戸時代の土坑(大きな穴)が見つかり、中から19世紀初頭の様々な遺物が出土しました。その中には注ぎ口や把手が付く茶釜の形をした土器が含まれ、この土器には煤がべったりとついていたことから、実際に使用されたものと考えられます。 また、煤は付着していませんが、よく似た土器が明和町蓑村の外山(とやま)遺跡から出土しています。明和町は現在でも伊勢神宮の祭祀で使用される土器が作られていますが、発掘調査の成果から古代から土器づくりが盛んであったことがわかっています。 展示では、土器が語る地域の歴史をご紹介します。史跡東部の第23次調査で出土した、中国で唐の時代(8世紀)に作られた銅鏡の破片が持つストーリーを読み解きます。 |
期間 | 令和5年 3月21日(火曜)~ 5月21日(日曜)まで |
講座
斎宮学講座(全5回)
令和5年度の予定は全て終了しました
歴史、公庫、古典、さまざまな角度から、斎宮について総合的に学ぶオムニバス形式の講座が新たに登場!通年で取り組まれるもよし、興味のある講座を選択受講されるもよし!
第1回 令和5年 6月24日(土曜) 13時30分から15時30分まで 終了しました
タイトル | 斎王・伊勢神宮と天武天皇 |
講師 | 学芸普及課 主査 榎村寛之(えむら ひろゆき) |
概要 | 天武天皇の娘、大来皇女が最初の斎王だということは有名です。そして天武天皇が壬申の乱の際に天照大神を遥拝したのもご存じの方は多いでしょう。 しかし、なぜ天武天皇なのでしょう。実は、兄の天智天皇の時代には、伊勢神宮の記事は全くありません。では、天武天皇の時代に政治が大転換したかというと、どうもそうではないのです。ならばなぜ天武天皇は斎王を置き、伊勢神宮を重視したのか、逆に、なぜ天智天皇はそれをしなかったのか。天智天皇と天武天皇の政治のあり方から、その問題に迫ってみたいと思います。具体的には、天武天皇という個性と古代祭祀をリードしてきた「中臣氏」のあり方から「大来皇女」たち祭祀に関わる皇族女性の問題を考えていきます。 |
第2回 令和5年 9月 2日(土曜) 13時30分から15時30分まで 終了しました
タイトル | 伊勢神宮・斎宮の成立と斎王宮殿域 |
講師 | 調査研究課 課長代理 川部 浩司(かわべ ひろし) |
概要 | 史跡斎宮跡の西部には、「飛鳥時代の斎宮中枢域」と呼ぶ空間があり、近年の考古学的な調査研究によって、その空間構造が浮き彫りになりました。そこは方形に掘立柱塀で囲まれ、内部には整然と殿舎が建ち並んでいた空間のようです。あたかも平安時代の斎宮方 格街区の斎王御殿「内院」と同じような構造をもつことから、講師は飛鳥時代の「斎王御殿」に推定できるとみています。すなわち大来皇女をはじめ初期の斎王の居所となる宮殿域なのだ…。こうした7世紀後半から8世紀初頭の「斎王御殿」をめぐって、6世紀代の斎宮の原型施設(原斎宮)、伊勢へ派遣された皇女(プレ斎王)や伊勢大神祠など(原神宮)、考古資料や文献史料から神宮・斎宮の成立過程を紐解き、その歴史的意義をめぐる憶説を提示します。 |
第3回 令和5年12月 2日(土曜) 13時30分から15時30分まで 終了しました
タイトル | 源氏物語の斎宮-伊勢着任から都に戻るまで- |
講師 | 三重大学人文学部 特任准教授 亀田 夕佳(かめだ ゆか)さん |
概要 | 源氏物語の斎宮は、壮絶な人生を歩んだ六条御息所を母に持った娘として描かれます。今回の講座では、源氏物語の斎宮の人生がどのように語られているかを丁寧に読みます |
第4回 令和6年 1月27日(土曜) 13時30分から15時30分まで 終了しました
タイトル | 源氏物語の斎宮-秋好中宮として- |
講師 | 三重大学人文学部 特任准教授 亀田 夕佳(かめだ ゆか)さん |
概要 | 帰京した斎宮は、「梅壺女御」、「秋好中宮」と称され、華やかな文化行事に関わります。その一方で、 苦しい人生を送った母御息所の存在は彼女の心に抱え込まれていました。源氏物語における「斎宮」の存在の重さを一緒に読み解きましょう |
第5回 令和6年 2月24日(土曜) 13時30分から15時30分まで 終了しました
タイトル | 鎌倉時代はじめの斎王たち ―斎王制度復興の努力とその後のゆくえ― |
講師 | 学芸普及課 課長 天野 秀昭(あまの ひであき) |
概要 | 鎌倉時代は斎王制度が衰え、やがて廃絶にいたる衰退の時期とされています。しかし鎌倉時代のはじめには制度の復興がはかられるなど、衰退ばかりではとらえ切れない面もありました。この時期の斎王をめぐる歴史を通して、その後の斎王制度廃絶の要因を探ります。 |
※ 事前申込制です
※ 毎回、受講希望者を募集します
※ 会場は「斎宮歴史博物館 講堂」です
※左右にフリックすると表がスライドします。*Flick left and right and the table slides.
さいくう西脇殿歴史フォーラム(全4回)
令和5年度の予定は全て終了しました
斎宮や周辺地域の歴史・文化にふれる講座やミニシンポジウムを開催します
第1回 令和5年 5月27日(土曜) 13時30分から14時30分まで 終了しました
タイトル | 方格街区の造営拠点を探る |
講師 | 調査研究課 主任 小原雄也(おばら ゆうや) |
概要 | 奈良時代後期~平安時代前期にかけて、斎宮では方格街区が整備されます。近年の発掘調査では、方格街区の外側で大型掘立柱建物跡群など、造営拠点と考えられる遺構が確認されました。今回は、方格街区の外側に焦点をあてて、方格街区造営の実態を探ります。 |
第2回 令和5年 7月22日(土曜) 13時30分から14時30分まで 終了しました
タイトル | 斎宮寮庁の地で聞く斎宮寮のはなし |
講師 | 学芸普及課 学芸員 松田 茜(まつだ あかね) |
概要 | 斎宮寮は、伊勢・斎宮の地で暮らす斎王を支えた組織です。夏季企画展「斎宮・常設展示室Ⅲ その③ 斎宮寮」(7月8日(土曜)~9月3日(日曜))の開催に合わせ、かつて斎宮寮庁が存在した、まさにその地で、成立や整備の歴史、組織、運営などの観点から解説します。 |
第3回 令和5年 9月16日(土曜) 13時30分から14時30分まで 終了しました
タイトル | もう一つの斎王・賀茂斎院の世界 |
講師 | 学芸普及課 学芸員 笹田 遥子(ささだ ようこ) |
概要 | 平安時代には、平安京に近い賀茂神社に、新たに斎王が置かれるようになりました。この新しい斎王=賀茂斎院とは、一体どんな存在なのでしょうか。藤原道長や紫式部とも交流のあった斎院・選子(せんし・のぶこ)内親王を中心に、知られざる賀茂斎院の世界を紹介します。 |
第4回 令和5年11月18日(土曜) 13時30分から14時30分まで 終了しました
タイトル | 奈良時代の斎宮をめぐる地域事情②-飯高諸高の活躍と飯高氏- |
講師 | 調査研究課 課長 山中 由紀子(やまなか ゆきこ) |
概要 | 現在、発掘調査により奈良時代の斎宮中枢域の解明が進んでいます。奈良時代、都では現在の松阪地域の出身である女性・飯高諸高(いいたかのもろたか)が活躍していました。彼女の活躍の原動力を地域の歴史から探り、斎宮に与えた影響を考えます。 |
※ 会場は「さいくう平安の杜 西脇殿」です
斎宮イブニング講座(全10回)
令和5年度の予定は全て終了しました
斎宮歴史博物館の学芸員が、斎宮や斎王について、それぞれの専門分野を生かしたお話をします。
第 1 回 令和5年 6月 9日(金曜) 17時30分から18時30分まで 終了しました
「奈良時代の斎宮をめぐる地域事情① -神仏習合-」調査研究課 課長 山中由紀子(やまなか ゆきこ)
第 2 回 令和5年 7月14日(金曜) 17時30分から18時30分まで 終了しました
「斎王亮子(あきこ)内親王の生涯-後白河朝の斎王、そして女院(にょいん)殷富門院(いんぷもんいん)として-」
学芸普及課 課長 天野 秀昭(あまの ひであき)
第 3 回 令和5年 8月 4日(金曜) 17時30分から18時30分まで 終了しました
「良子(ながこ)内親王群行の政治的背景 -斎王群行裏事情-」学芸普及課 主査 榎村 寛之(えむら ひろゆき)
第 4 回 令和5年 9月 8日(金曜) 17時30分から18時30分まで 終了しました
「飛鳥時代の王宮中枢部と『斎王御殿』」調査研究課 課長代理 川部 浩司(かわべ ひろし)
第 5 回 令和5年10月13日(金曜) 17時30分から18時30分まで 終了しました
「逢鹿瀬寺(おうがせでら)をめぐって」調査研究課 主査 大川 勝宏(おおかわ まさひろ)
第 6 回 令和5年11月10日(金曜) 17時30分から18時30分まで 終了しました
「紫野斎院(むらさきのさいいん)の日々 -賀茂の斎王のくらし-」学芸普及課 学芸員 笹田 遥子(ささだ ようこ)
第 7 回 令和5年12月 8日(金曜) 17時30分から18時30分まで 終了しました
「藤原道長と伊勢斎王」学芸普及課 学芸員 松田 茜(まつだ あかね)
第 8 回 令和6年 1月12日(金曜) 17時30分から18時30分まで 終了しました
「斎宮の外側と周辺地域を探る」調査研究課 主任 小原 雄也(おばら ゆうや)
第 9 回 令和6年 2月 9日(金曜) 17時30分から18時30分まで 終了しました
「斎王の食事 -平安時代の記録に見える食文化-」学芸普及課 主査 岸田 早苗(きしだ さなえ)
第10回 令和6年 3月 8日(金曜) 17時30分から18時30分まで 終了しました
「暦と季節感」学芸普及課 主幹兼課長代理 船越 重伸(ふなこし しげのぶ)
※ 事前申込不要です
※ 会場は「斎宮歴史博物館 講堂」です