今回の史跡整備計画の概要
- 斎宮が最も繁栄した平安時代初めころの都市計画(方格地割 ほうかくちわり)の壮大さを体感でき るよう、幅12メートル以上もある区画道路に囲まれた、約120メートル四方の区画を表現します。
- 整備の対象となるのは、平安時代の斎宮の役所(斎宮寮)の寮庁の一画だったと考えられる「柳原(やなぎは ら)区画」と名づけられた場所とその周辺です。
- これまでの発掘調査で柳原区画の中央で確認された四面庇付掘立柱建物(よんめんひさしつきほっ たてばしらたてもの)をはじめとした3つの建物を、考証に基づいた復元的手法などで立体的に表示 します。
- 事業を進める段階から、県民や地域のみなさんとともに史跡の価値を高める整備を目指します。
- これまで整備されてきた斎宮歴史博物館周辺や、史跡中央部との回遊性を高めるために、古代伊勢官道の再整備を行います。
今回の整備予定位置(赤色部分)
拡大図面
整備イメージ図