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飛鳥・奈良時代斎宮解明調査とこれから(平成28年度から)

 史跡東部、平安時代方格地割の解明調査は、平安時代初頭の斎宮寮庁を復元整備した「さいくう平安の杜」の完成により、一つの区切りを迎えました。もちろん継続的に方格地割の解明を進めていく必要はありますが、改めて斎宮跡の歴史を振り返ると、平安時代以前の奈良時代・飛鳥時代の解明が断片的であることが課題として浮き上がってきます。過去の平成14年度から18年度にかけての範囲確認調査により、史跡西部の中垣内地区に奈良時代斎宮の重要施設群が展開することが明らかとなっていますが、具体的な構造や規模などはわかっていませんでした。そのため、平成28年度から史跡西部における飛鳥時代と奈良時代の斎宮の解明を目指して発掘調査を進めています。
 天武天皇の娘である大来皇女の時代、飛鳥時代の斎宮。聖武天皇の娘である井上内親王の時代、奈良時代の斎宮。これらはいったいどのくらいの規模でどのような構造だったのか、発掘調査でその全貌のわかる時が近づいています。


平成28年度の第189次調査の風景

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