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2009年8月6日

斎宮跡第163次発掘調査ニュース

体験発掘を行いました。

 8月5・6日の2日間に、「夏休みこども体験発掘」を開催しました。天候が不順で初日は雨が降り出す場面もありましたが、2日目はなんとか天候も持ち、無事体験発掘を楽しんでもらうことが出来ました。今回体験発掘をしてもらった163次調査区は、平安時代の斎宮の中で、最も重要な部分である「内院」の一部と考えられる場所です。かつての調査では、この近くから多数の「ひらがな墨書土器」が出土しました。この体験発掘でも、千年ほど前の土器のかけらがたくさん出土し、みんな熱心に発掘を楽しんでいました。
 また、今回は多数の応募があったため、やむなく抽選ということになりました。斎宮跡では、発掘調査中は現場をいつでも公開していますので、今回参加できなかった方や発掘調査に興味がある方は、ぜひ発掘調査現場にお立ち寄り下さい。

大勢の子どもたちが参加してくれました。

大勢の子どもたちが参加してくれました。

おっ、土器が出てきたぞ!竹ベラを使って慎重に…

おっ、土器が出てきたぞ!竹ベラを使って慎重に…

(K)

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