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2009年7月22日

斎宮跡第159次(南地区)発掘調査ニュース

埋め戻しを行っています。

 159次調査(南地区)の調査も終了し、7月中旬より埋め戻しの作業に入りました。これまで調査で掘った土が、山のようにそびえています。当然、掘った分の土は戻さなければなりません。斎宮跡では、これらを全て人力で埋め戻しています。
 調査で確認した遺構は、壊れないように山砂で覆って保護します。下の写真で、地面が黄色く見えるのは、山砂を敷き詰めているからです。こうしておけば、遺構を保護すると同時に、どこまで調査のために掘ったのかもわかります。
 梅雨も終わりに近づき、暑さと湿気の中で作業を続けています。埋め戻しが終わり次第、164次調査を行う予定ですので、次の調査もどうぞご期待ください。

手前の山が掘った土です。これをすべて埋め戻します。

手前の山が掘った土です。これをすべて埋め戻します。

土はベルトコンベアーでどんどん運ばれます。

土はベルトコンベアーでどんどん運ばれます。

埋め戻しを始めて4日目。だいぶん埋まってきました。

埋め戻しを始めて4日目。だいぶん埋まってきました。

ここ数日は暑さも厳しく、扇風機も大活躍です。

ここ数日は暑さも厳しく、扇風機も大活躍です。

日食も現場から見ることが出来ました!

日食も現場から見ることが出来ました!

(K)

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