2009年6月7日
斎宮跡第159次(南地区)発掘調査ニュース
斎王まつりで発掘調査現場を大公開しました!。
今年で27回目を迎える斎王まつりは晴天に恵まれ、盛大に行われました。斎宮歴史博物館では、より多くの人々に斎宮跡や発掘調査を身近に知ってもらうため、発掘調査現場を公開しました。現地では「駕與丁(かよちょう:貴人の乗る輿を担ぐ人)」の衣装を身にまとった博物館職員が、遺跡や出土した遺物などの説明を行いました。現在の調査区では、平安時代を中心とした道路跡や建物跡などが見つかっており、実際に遺跡の中に入って遺構を見てもらいました。出土した土師器や灰釉陶器といった遺物は、間近で見られるとあって、皆さん熱心に見入っていました。また、今回は柳原地区の復元模型も展示し、1200年前の斎宮跡の様子を分かり易く説明しました。
今年も発掘調査現場には、180名を超える大勢の人が訪れてくださいました。また、この後も発掘調査現場を公開していますので、お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。
多くの方々が訪れて下さいました。どうもありがとうございました。
出てきた土器の説明をしています。皆さん興味津々でした。
TVの取材もありました!
(K)