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2009年4月16日

斎宮跡第159次発掘調査ニュース

埋め戻しを始めました。

 昨年度の冬に調査を行った159次北調査区の埋め戻しを始めました。建物や奈良古道の跡など多くの遺構が見つかった調査区も、すっかり埋まりつつあります。
 斎宮跡では遺構を埋める際に、山砂を敷き詰めてから掘削した土を埋めます。山砂を敷くのは、大切な遺構を保護するためと、どこまで調査を行ったかわかるようにするためです。こうしておけば、後に再調査を行うことになっても、どこまで調査したかわかります。
 今年度は、この南側の159次南調査区をはじめ、柳原(やなぎはら)地区周辺で4ヶ所の発掘調査を予定しています。5月の連休明けには、159次南調査区の発掘に着手します。今年も斎宮跡の中枢部・柳原区画の実態解明に、どうぞご期待ください。 

たくさんあった遺構たちも…

たくさんあった遺構たちも…

すっかり埋まってしまいました。

すっかり埋まってしまいました。

掘った土もたくさんあるので、埋める方も大変です!

掘った土もたくさんあるので、埋める方も大変です!

(K)

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