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2008年5月28日

斎宮跡第157次発掘調査ニュース

「斎宮跡第157次の発掘調査がはじまりました!

 5月26日(月)より、史跡斎宮跡の発掘調査がはじまりました。平安時代には、史跡の東部に「方格地割(ほうかくちわり)」と呼ばれる碁盤の目状の区画がありました。今回の調査では、その方格地割のほぼ中央部にある「柳原区画」を調査します。「柳原区画」は、斎宮を運営していた役所の中枢部分と考えられており、同じ区画を調査した昨年度の調査では、建物の四面に庇(ひさし)を持つ格式の高い建物が2棟や、役所の中では最大級の三面に庇をもつ建物が1棟見つかりました。今年は、さらに「柳原区画」の実態解明に向けて、調査を進めて行きたいと考えています。どうぞ、今年の調査に、ご期待下さい。

いよいよ調査が始まりました。最初は地表面の畑の耕作土を取ります。

いよいよ調査が始まりました。最初は地表面の畑の耕作土を取ります。

初日から、土器がドッサリ出てきました。今年も幸先が良さそうです。

初日から、土器がドッサリ出てきました。今年も幸先が良さそうです。

斎宮歴史博物館

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