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2007年7月13日

斎宮跡第152次発掘調査ニュース

「発掘調査は雨が大敵」

 この月曜日に発掘調査を始めたところですが、あいにくの雨で作業をすすめることができません。地面の土の色や粒、硬さなどを細かく観察することによって、かつての柱の穴などの痕跡を探していく発掘調査では、雨で地面がドロドロになってしまっては正確な調査ができなくなります。だから考古学がどれだけ発達しても、発掘調査だけは「お天気勝負」なのです(高松塚古墳の調査のように全部覆屋をかけてしまう場合もありますが)。
 また、雨が続き、なかなか地面が乾かないときは、お天気でも発掘調査ができないこともあります。もし発掘調査をご見学される場合は、そのあたりも注意してください。

斎宮歴史博物館

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