2014年9月10日
建物跡が見つかりました!(183次調査)
ようやく暑さも和らぎ、朝夕には秋の気配を感じるようになりました。183次調査も、好天に恵まれ、順調に調査が進んでいます。
今回の調査区は、御館区画の南半部に位置するため、平安時代の道路に近い調査区南半では、小さな柱穴が数多く見つかっています。これらは、平安時代後期(約1000年から800年前)の柱穴と考えられます。また、平安時代前期から中期(約1200年から1100年前)のたてものも3棟ほど見つかりました。
今後、これらの柱穴の位置を詳しく検討し、さらに建物がないか調べながら調査を進める予定です。
小さな穴がたくさん見つかりました。 | 小さな穴も丁寧に掘ります。 |
何やら柱穴のようなものが見えます。 | 建物になりました! |
調査研究課