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三重県総合博物館 > コレクション > スタッフのおすすめ > ミエゾウ(Stegodon miensis)の臼歯

ミエゾウ(Stegodon miensis)の臼歯

ミエゾウ臼歯 資料名

学名 Stegodon  miensis
   ミエゾウ

分類

長鼻目(ゾウ類)ステゴドン科

時代 新生代第三紀鮮新世(およそ300万年前)
産地 三重県安芸郡河芸町北黒田 東海層群
部位 上顎骨部分 左右第3大臼歯
寸法 臼歯部分 約350mm
解説

日本の化石ゾウとしては最大のもので、三重県を代表する化石ゾウです。かつては「シンシュウゾウ」とよばれていましたが、平成14(2002)年に「ミエゾウ」という和名が用いられることになりました。
この化石ゾウは、日本では長崎県の壱岐島のほか福岡県や大分県、島根県、長野県、東京都五日市で見つかっていて、日本国内に広く分布しています。
「ミエゾウ」は中国で発見されている「ツダンスキーゾウ」とよばれている化石ゾウにきわめて近いものです。また、巨大なゾウとして知られる“黄河象”(コウガゾウ)もこのなかまに含まれます。黄河象の大きさは、肩の高さまでが
3.8mもあります。
三重県内では、安芸郡芸濃町や亀山市、鈴鹿市、伊賀市などでも見つかっています。 (T)

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