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三重県総合博物館 > MieMuについて > MieMuについて

MieMuについて

 博物館の理念と使命

三重県総合博物館の理念

「ともに考え、活動し、成長する博物館」

  三重県総合博物館(MieMu)は県内はもちろん、より多くの人たちに使っていただき、役に立つ博物館であることを目指しています。私たちは、その準備の段階から、理念を明確にして開館準備をしてきました。そして理念を開館以後の運営の柱にしようとしています。

 博物館をどのようなものにするのか、その結果三重県をはじめとした様々な地域がどのようになることを期待するのか、これを各地の利用者のみなさんとともに考え、ともに活動することで実践的に成果を上げていこうとしています。そうすれば、その利用者自身の学びによる成長とともに、博物館も利用されることで、活気づいて成長し、博物館はより多様な利用者を受け入れることができる。そんな博物館でありたいと考えています。

 

三重県総合博物館の3つの使命

01 三重の自然と歴史・文化に関する資産を保全・継承し、次代へ活かす

 三重の自然と歴史・文化に関する資産を、次なる100年、200年に向けて保全・継承するための主要な役割を果たし、三重のありようや履歴を明らかにすることで、地域文化の発展と新たな地域創造につなげます。

02 学びと交流を通じて人づくりに貢献する

 三重県総合博物館では、三重の未来を担う子どもたちは、世代を超えた交流の場で、楽しみながら、体験的に学びます。こうしたなかで、子どもたちは、三重への理解と愛着を深め、夢や希望あふれる未来を拓くきっかけを得ます。また、県民・利用者の皆さんは、学ぶ充実感を得ることで、知的好奇心を育み、一人ひとりの成長につなげます。

03 地域への愛着と誇りを育み、地域づくりに貢献する

 県民・利用者の皆さんが、博物館活動の中で、地域に目を向け地域の魅力を再発見し、内外に発信することにより、地域や三重への愛着と誇りを育みます。また、一人ひとりが、各々の関心や生活課題の解決や、新たな地域づくりに取り組むきっかけを提供します。

 

三重県総合博物館のビジョン

 三重は、日本列島のほぼ中央に位置し、南北に長く水深2,000mの深海から標高1,700m近くの山岳までをも含んだ多様な自然環境をもち、亜寒帯から亜熱帯までの幅広い生物種を育む日本列島の縮図のような自然を有しています。

 この自然を背景に、伊勢・伊賀・志摩国と紀伊国の一部から成り立つ三重は、それぞれの地域で特色あるくらしや歴史が育まれてきました。また、三重は古くから陸海の交通の要衝にあり、都に近く、信仰と商業の拠点を有したことから、人・モノ・情報が集まり交流が生まれることで、東西文化の結節点となり、多様な文化を生みだしてきました。

 三重県総合博物館は、このような三重の多様で豊かな自然と歴史・文化について、県民・利用者の皆さんとともに総合力を発揮して探究し、保全・継承し、広くその意義を伝えます。このことにより、三重の特徴と素晴らしさに気づき、多様な価値観のもとで、誇りをもって地域をより良くしようとする人々が集う活気ある社会の形成を目指します。

 

 三重県総合博物館の概要

施設構成

エントランスエリア

 エントランスエリアは、メインエントランス(出入口)のほか、館東側のミュージアムフィールド側からの出入口も設置し、誰もが気軽に立ち寄れる空間とし、三重の魅力と楽しさにあふれた飲食・休憩スペースやミュージアムショップを設けます。また、旧博物館時代から多くの方に親しまれてきたオオサンショウウオの「さんちゃん」観察水槽を設け、いつでも会いに来ることができます。

交流創造エリア

 このエリアは、中心となる学習交流スペースと、こども体験展示室、資料閲覧室、実習室などの諸室の機能を連携し、県民・利用者のみなさんの多様な興味や関心、目的に応える活動を展開する、明るく開放的な空間です。

展示エリア

 このエリアは、三重の多様で豊かな自然と歴史・文化の魅力を紹介する「基本展示」と、複数のテーマによる組み合わせで展開する「企画展示」の2つの展示を互いに関連づけながら展開することで、三重の特色である「多様性」を探究し、県内外に発信します。また、県内の活動団体や企業と協働・連携して行う「交流展示」も行います。

ミュージアムフィールド

 博物館の東側に広がる中庭で、「里山ゾーン」と「交流の広場」で構成されます。里山ゾーンは、既存の地形や植生をできるだけ残しながら、県民・利用者のみなさんとともに育み、活用していくゾーンです。ここでは、自然観察会などのフィールドワークを行うとともに、散策ルートを設けて、身近な自然に親しむ、憩いの場となります。交流の広場では、野外学習スペースとしてイベントなどを行うとともに、畑地なども設けて博物館活動に活用していきます。

 

建築概要

  • 敷地面積  38,884㎡
  • 構造・規模 鉄骨鉄筋コンクリート造(一部を除く)・3階建て
  • 延床面積  11,705㎡
全国初 博物館での「CASBEE-Sランク」取得

 2013年4月、建築物としての様々な取り組みが評価され、(財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC)の認証機関により、「建築物総合環境性能評価認証制度(CASBEE)」において、最高のSランクを取得しました。 

 

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