伊藤圭 いとうけい
生没年
1937-1999
出身国
日本
記事
略歴
1937(昭和12)年 四日市市に生まれる。
県立四日市工業高校卒業後、信楽の土を使って古伊賀風の作品を噛み合わせた
(叩き)の技法を追求し、作陶の世界に入る。
1975(昭和50)年 第3回日本陶芸展に入選し、以後6回連続して入選する。
1976(昭和51)年 第23回伝統工芸展に入選し、以後9回連続して入選する。
この間、中日国際陶芸展に8回入選、朝日陶芸展に7回入選する。第4回中日国際
陶芸展で奨励賞を受ける。
また東海伝統工芸展でも3度受賞する。
1979(昭和54)年 日本工芸会正会員。この年より東京赤坂の乾ギャラリー、金沢の大和、四日市の近鉄
百貨店をはじめとして、主として名古屋、岐阜、大分などで計20回の個展を開催する。
1983(昭和58)年 第35回三重県美術展覧会で中日新聞社賞を受ける。
(叩き)の技法を駆使した「叩き鉢」によって、第36回三重県美術展覧会で
最優秀賞を受ける。
館蔵作品
作品名 | 制作年 | 材料 | 寸法 |
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叩き深鉢 | 1986(昭和61)年 | 陶器 | H31.0, T.D39.5 |