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原田直次郎 はらだなおじろう

生没年

1863-1899

出身国

日本

記事

田中善明 原田直次郎|老人像 友の会だよりno.59 2002.3.27
田中善明 作品解説;原田直次郎《老人像》、三重県立美術館所蔵作品選集 2003.10

略歴

1863(文久 3)年  岡山藩士原田一道の次男として母の実家の東京小石川に生まれる。

1870(明治 3)年  大阪開成学校でフランス語を学ぶ。

1874(明治 7)年  このころ山岡成章に洋画を学ぶ。

1882(明治15)年  箱根に遊び、高橋由一に会う。
             のち、由一の画塾・天絵学者に入り、源吉に学ぶ。

1884(明治17)年  ドイツに留学。
             ミュンヘンアカデミーに入学し、ガブリエル・マックスに師事。

1886(明治19)年  留学中の森鴎外と知り合い、終生の交友関係を結ぶ。
             このドイツ時代の交友が、後に鴎外の小説『うたかたの記』の題材になる。

1887(明治20)年  パリ美術大学に入学。
             7月帰国。
             竜池会会員となる。

1889(明治22)年  画塾鐘美館を設立。
             ここに小林萬吾、伊藤快彦、和田英作、三宅克己、大下藤次郎らが学ぶ。
             明治美術会の創立に参加する。

1894(明治27)年  明治美術学校が設立され、絵画科担当教員となる。

1899(明治32)年  12月26日、東京で病没。享年36歳。

館蔵作品

作品名 制作年 材料 寸法
老人像 1886(明治19)年頃 油彩・キャンバス 57.6×42.6
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