冨嶽図


コレクション

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ジャンル

絵画(油彩画等)

作者名

青木夙夜
AOKI Shukuya

制作年

制作年不詳

材料

絹本着色

寸法

109×36.0

署名

右下:平安餘浚明寫 「餘浚明」(白文方印) 「餘夙夜」(白文方印)

寄贈者

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来歴

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初出展覧会

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作品名欧文

Mt. Fuji
関連資料

解説

 現在三重県立美術館の所蔵になっているこの作品は、もとはといえば、大正五年(一九一六年)に県下松阪市の某家から売りに出されたものである。それが巡り巡ってふたたび三重県に落ち着くことになった。
 もとは「富士十二景」と呼ばれ、富士をめぐる人事、風俗、古典的な和歌の世界、風景など、十二カ月それぞれにふさわしい取り合わせを選んで描き、まとめた六曲一双のびょうぶであった。それがいつのまにか一枚ずつに解体され、別々に売られてしまったのである。美術品のもつ宿命のようなものが、この作品には秘められているのである。
 この一点は十二カ月のうち八月(旧暦)の景にあたる。秋色に輝く木々にとりかこまれた茅屋や岩のうえから静かな湖、さらに遠くきつ立する富士の景と、この景を望んで想いにふける人物がここには描かれている。 (山口泰弘 中日新聞 1988年4月9日掲載)

展覧会歴

曾我蕭白と伊勢の近世美術(石水博物館 2012)
コレクションの全貌展(三重県立美術館 2013)

文献

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