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紀北町と尾鷲市の境に位置する馬越峠(まごせとうげ)は、石畳の美しさで知られています。
昭和の初めまでは県道でもあったというこの道は、「権兵衛が種まきゃカラスがほじくる」の俗謡でおなじみの種まき権兵衛が、
人々を困らせていた大蛇と一騎打ちを演じた場所だと言われています。 権兵衛の本名は上村権兵衛。武士の子として生まれましたが、父をなくしてからは刀を捨てて、農業を始めました。心やさしい人物で、 せっかくまいた種を食べてしまうカラスを追うこともできず「カラスでも食わねばなるまい」と頭をかかえていたといいます。 不慣れな農業こそそんなありさまでしたが、権兵衛は鉄砲の名人で、その腕前は広く知られていました。 そのころ、馬越峠(または天倉山)に大蛇が出て人を苦しめていました、権兵衛は大蛇を退治することになり、 見事しとめたものの大蛇の毒にあてられ、ついに亡くなってしまいました。天文12年(1543)のことといわれています。 |
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