MieMu食文化ミュージアム
「食文化ミュージアム」とは
MieMuは、2023年3月に、食文化への学びや体験の提供に取り組む博物館、施設として、文化庁の「食文化ミュージアム」(外部サイト)に認定されました。これを機に、これまで当館で取り組んできた食に関する調査・研究の成果をお伝えします。MieMu食文化マップ
「MieMu食文化マップ」は、館内で食文化の展示がみられる場所を紹介しています。

目次
お伊勢参り・旅の食
江戸時代、伊勢の御師屋敷で出されていた豪華な神楽膳や、伊勢みやげとして親しまれてきた名物などについて紹介します。
太田光俊 2014「神楽膳について」『御師三日市大夫次郎屋敷模型作製関連調査報告書:平成22ー25年度三重県・三重大学連携調査研究事業』三重県環境生活部新博物館整備推進プロジェクトチーム
中川真紀子 2014「会食にみる食材の100年」三重県立博物館・三重県立博物館サポートスタッフ民俗グループ編『三重・伊勢講のいま―民俗グループによる調査の概報―』三重県立博物館
中川真紀子 2019研究ノート「昭和35年の伊勢講の会食―多気町上出江の上組に残る絵入りの記録を中心に―」『三重県総合博物館研究紀要』5
太田光俊 2023「基本展示室の御師の料理 神楽膳」「神楽膳の鳥料理 鴫の羽盛」『みえんしす』42
宇河雅之 2023「基本展示室 伊勢みやげになった名物」『みえんしす』43
お正月の食
当館で子どもたちと一緒に、お雑煮やおせち料理について調査をしてきた成果を中心に紹介します。
お雑煮
みえミュージアム活性化事業実行委員会編 2012『三重のお雑煮ブック2012』みえミュージアム活性化事業実行委員会
福田良彦 2021「具だくさん! うちのお雑煮おいしいよ!-多気町のお雑煮調査から-」『みえんしす』31
門口実代・福田良彦 2023 研究ノート「三重県における雑煮の地域的特色ー『お雑煮プロジェクト』のデータ分析を通してー」『三重県総合博物館研究紀要』9
福田良彦・田村香里 2023 研究ノート「『お雑煮プロジェクト2』多気町での調査から見えてくること」『三重県総合博物館研究紀要』9
門口実代 2024「伊賀市の小学生とともにお雑煮の調査を実施しました」『みえんしす』44
三重県総合博物館編 2024『伊賀のお雑煮リーフレット2024』三重県総合博物館
おせち料理
みえミュージアム活性化事業実行委員会編 2013『三重のおせち料理ブック2013』みえミュージアム活性化事業実行委員会
「植物の縁起物のかたち」(2019 図録『ボタニカル・デザイン―植物のかたち、その観察―』より)
海の幸
新鮮な魚介類に恵まれた三重の食について紹介します。
魚を食べる
貝を食べる
クジラを食べる
鳥獣
鳥料理や、お正月に食べるすき焼きなど、三重の食文化の特徴を紹介します。
鳥を食べる
獣を食べる
「江戸時代にカモシカを食べていた人びと」(2017 図録『きて・みて・さわって カモシカ☆パラダイス』より)
中村千恵 2021「とってモーおいしい!みんなで調べるすき焼き調査」『みえんしす』32
「とってモーおいしい!みんなで調べるすき焼き調査」集計結果発表・エピソード集
おやつ
形や食べ方が特徴的なあられや、和菓子と植物のかかわりについて紹介します。
あられ
太田光俊 2023「皇學館大学教育学部駒田ゼミと親子向けの体験講座を実施しました!」『みえんしす』40
「ミュージアムパートナー民俗グループによるあられの調査」(2024 トピック展『くらしの道具』より)