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三重県総合博物館 > スケジュール > 企画展示 > 第31回企画展 集まれ!三重のクジラとイルカたち

第31回企画展 集まれ!三重のクジラとイルカたち

期間:2022年7月2日(土)から9月11日(日)まで <チラシPDF

【内容】

集まれ!三重のクジラとイルカたちチラシ(おもて)

ミンククジラ(全身骨格)
ミンククジラ全身骨格

展覧会概要

 内湾として日本一の広さを誇る伊勢湾や太平洋(熊野灘)に面し、長い海岸線を有する三重は、古くから人と海との関わりの深い地です。そのような三重の海にはさまざまなクジラが生息し、また回遊してきます。生きものとしてのクジラはもちろんのこと、古くからの漁や祭りなど、三重のクジラとイルカについて、まるごと学べる企画展です。

第1章 たくさんのスナメリを育む伊勢湾

日本一の広さを誇る内湾伊勢湾には、クジラ類の中では小型で浅く平坦な海を好むスナメリが、約3,000頭生息しています。ドローンの空撮動画、骨格、スナメリが何を食べていたかがわかる胃の内容物の標本等から、スナメリの生態に迫ります。

第2章 熊野灘にやってくるクジラたち

暖かい黒潮が流れる豊かな海である熊野灘では、約20種ものクジラ類を見ることができます。これらのクジラについて、当館や三重大学、太地町立くじらの博物館、名古屋港水族館などが所蔵する骨格標本、ヒゲクジラ類のヒゲ板、三重県水産研究所による熊野灘の黒潮観測の際に目撃されたクジラ類の動画、写真、クジラの鳴音等から種の多様性を紹介します。

第3章 クジラと人びとの関わり

熊野灘では、古くから捕鯨が行われ、人びとのくらしを支えてきました。その様子は、絵巻などに詳しく描かれ、捕鯨に用いられた道具や船体の一部が地域に残されています。また、伝統的な捕鯨習俗を伝える祭りが行われている東紀州地域だけではなく、実際には捕鯨を行っていなかった北勢地域にも、特徴的な鯨船行事が残されています。これらの捕鯨や祭りの道具、写真、映像から、三重の人びととクジラの関係を、歴史的・民俗的な観点から考えます。

主催

三重県総合博物館

特別協力

三重大学大学院生物資源学研究科

協力

太地町立くじらの博物館、鳥羽水族館、名古屋港水族館、三重大学大学院工学研究科

後援

三重県博物館協会、歴史街道推進協議会

現在展示中の「捕鯨絵馬」は、2022年8月7日(日)までの展示となります。8月9日(火)から9月11日(日)までは「三重県紀伊国南牟婁郡阿田和村捕鯨会社出品捕鯨景況鯨体解剖及鯨猟具一覧之図」を展示します。

【観覧料】

 

「クジラ」展

基本展示室とセット観覧券

一般 800(640)円 1,050(840)円
学生 480(380)円 630(500)円
高校生以下 無料 無料

※( )内は20名以上団体料金です。
●障害者手帳等をお持ちの方とその付添いの方1名様は、無料となります。
●毎月第3日曜日は家庭の日で、正規観覧料の2割引きでご覧いただけます。
●コーポレーション・デー(不定期)は、基本展示の観覧料が無料になります。

関連イベント

※事前申し込み必要。参加はすべて無料です。

講演内容

ア 講演会「クジラをまなぶ~くじらの博物館がお届けする知られざる鯨類の世界~」

日時:2022年7月9日(土) 10時30分から12時まで
講師:中江 環さん(太地町立くじらの博物館 副館長・学芸員)

イ 講演会「三重のクジラとイルカたち~出会いから今~」

日時:2022年7月16日(土) 13時30分から15時まで
講師:吉岡 基さん(三重大学 教授)

ウ 講演会「クジラとイルカをめぐる旅~撮影を通じて見えたもの~」

日時:2022年7月30日(土) 13時30分から15時まで
講師:有薗 幸子さん(三重大学 技術補佐員・鯨類写真家)

エ 講演会「三重に漂着するイルカたちの調査・研究」

日時:2022年8月6日(土) 13時30分から15時まで
講師:古山 歩さん(三重大学 研究員)

オ 講演会「北勢・熊野の鯨船行事を訪ねて」

日時:2022年8月27日(土) 13時30分から15時まで
講師:福田 良彦(三重県総合博物館 主査)

場所等 ※アからオまで共通

場所:当館3階 レクチャールーム
定員:54名
対象:小学生以上

岐阜県博物館交流企画 講演会「海岸でクジラの骨を探してみた」

日時:2022年9月4日(日) 13時30分から15時まで
場所:当館3階 レクチャールーム
講師:説田 健一さん(岐阜県博物館 学芸員)
場所:三重県総合博物館3階 レクチャールーム
定員:54名
対象:小学生以上

夏休み特別企画

伊勢湾フェリー株式会社共催事業

鳥羽伊良湖航路 パネル展示

船の模型や航路の歴史、船から撮ったイルカの写真などをパネルで展示します。また、実際に使用している係船ロープも会場内に設置します。
展示期間:2022年7月9日(土)から18日(月・祝)まで
場所:当館3階 学習交流スペース

伊勢湾フェリーワークショップ「ペーパークラフト」

簡単なペーパークラフトで伊勢湾フェリーの模型を作ります。
日時:2022年7月17日(日) 10時から15時まで
場所:当館3階 レクチャールーム
定員:当日受付
対象:どなたでも

伊勢湾フェリー「こども船長服と救命胴衣着用体験」

船長服と帽子を着用し、船長になりきって写真が撮れます。
日時:2022年7月17日(日) 10時から15時まで
場所:当館2階 エントランス
定員:当日受付
対象:どなたでも

クジラを学べるイベント ※未就学児は保護者の同伴が必要です。

潮ふきヒゲクジラをつくろう!

簡単な紙工作で、ボールを潮に見立てたクジラのおもちゃをつくります。
日時:2022年7月17日(日) 14時30分から
   2022年8月7日(日) 10時から・11時から・13時30分から・14時30分から
   ※各回約1時間
場所:当館2階 実習室
定員:各回12名(無料・当日整理券配布)
対象:どなたでも

ワークシートにチャレンジして、クジラ博士になろう!

展示室内でワークシートに取り組み、正解者には当館オリジナルのクジラ缶バッチやクジラ博士認定証をプレゼントします。
日時:2022年7月23日(土)・24日(日)・8月13日(土)・14日(日)・9月10日(土)・11日(日)
   各日9時から17時まで(最終受付は16時30分)
場所:当館3階 企画展示室
対象:どなたでも
備考:その他、展示室内でいつでも体験できるクイズやことばパズル、また実物大のクジラの写真やイラストと記念撮影ができるコーナーなどをご用意しています。ご参加いただくには企画展の観覧券が必要です。

ばっくんヒゲクジラをつくろう

紙コップを使ってヒゲクジラの模型をつくり、その模型を動かしてヒゲクジラのえさの取り方を調べます。
日時:2022年8月28日(日) 10時30分から・14時から(各回約1時間)
場所:当館2階 実習室
定員:各回12名(無料・当日整理券配布)
対象:どなたでも

おりがみのパクパクで遊んで、クジラを知ろう

おりがみで「パクパク」の形を作り、ぱくぱく動かして遊びながら、クジラの鼻の場所や歯の形などを知ることできます。作った「パクパク」は持ち帰ることができます。
日時:企画展開催期間中
場所:当館3階 学習交流スペース
対象:どなたでも

関連動画

資料閲覧室での関連展示

当館3階資料閲覧室では、企画展連動展示「小さな漁村のデッカイできごと~七里御浜にクジラがいた頃~」(2022年9月11日まで)を開催しました。

関連資料解説

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