令和05年01月14日
三重の実物図鑑 特集展示「ミニ館蔵品展」を開催します
三重県総合博物館(MieMu)では、開館以来、三重県の歴史や文化に関する資料を多数収集し、収蔵しています。それらの中から注目したい資料を約10点紹介します。
1 期間:令和5年1月28日(土)から2月26日(日)までの開館時間中
2 場所:三重県総合博物館3階 実物図鑑人文コーナー(津市一身田上津部田3060)
どなたでも無料でご覧いただけます。
3 主な展示品
・九鬼守隆書状
鳥羽藩主九鬼守隆(くきもりたか)の書状。家臣の死去を不憫といたみ、その子に知行を与えて
家督を継ぐことができるように取り計らったものです。
・植木神社大般若経
伊賀市平田に所在する植木神社にかつて所蔵されていた大般若経(だいはんにゃきょう)600巻の
うちの1巻です。植木神社の大般若経は、知られている奥書から平安時代後期に書写された経で
あることがわかっています。
・蒲生氏郷知行宛行状(がもううじさと ちぎょうあてがいじょう)・知行目録
松坂城(松阪市)を築いたことで知られる蒲生氏郷(がもううじさと)が家臣に対し、知行を
与えた際に出した文書です。目録から、三瀬川と北阿曽(何れも度会郡大紀町)で200石が
与えられています。
九鬼守隆書状

植木神社大般若経
